のらさんのうだうだ日和

ドラマ・映画の視聴率情報中心

「フライ,ダディ,フライ」の話

2006年01月05日 13時06分47秒 | 邦画
休み中にフライ,ダディ,フライのDVDを観ました。

フライ ダディ フライ DSTD-2504
フライ ダディ フライ DSTD-2504

あらすじ
玩具メーカに勤める鈴木一(堤真一)は、会社では上司から信用され、家庭でも妻の夕子(愛華みれ)や娘の遥(星井七瀬)に信頼されているサラリーマン。ある日娘の遥が石原(須藤元気)という高校生に暴行を受けて入院してしまう。
一は娘の敵を討つ為に包丁片手に学校に乗り込むが、学校を間違え高校生のパクスンシン(岡田准一)にのされてしまう。一はスンシンに教えを請い石原を倒す為の猛特訓を始める。

迷った末にDVDを買ったタイトルです。V6岡田准一主演という事でアイドル映画かとも思ったのですが、内容的には女性よりも男性が観るべく映画でしたね。それに岡田くんの方がトップに名前が挙がりますが、実際には主演は堤さんです。

ストーリーは到って単純です。自分の大事な者を傷つけられた主人公が自分よりも遥かに強い敵と戦うため、鍛え強くなる。最後は敵を倒して一件落着といった内容!

女性は岡田くんを見るために、男性は思いっきりベタな漫画のような話を楽しむ為に観る映画です。
女の子は星井七瀬ちゃん渋谷飛鳥ちゃんも、ちょこっとだけ出てきます!)位しか出てきませんが、須藤元気さんが出てくる辺りは明らかに男性層を意識しているように感じます。

好きな点は、もう一つの隠れた(?)一戦である一VSバスですね。最後は勝つと分かっていながら手に汗握ってしまいます!
もう少しアクションが本格的ならもっと良かったかなとは思いました。

機会があったら観てみた方が良い一作だと思います。

評価(80点):

追記:大晦日のK-1では須藤元気は負けてしまいました。いつも思う事なのですが、K-1の総合格闘技戦はレフェリーがおかしな裁定を下す事が多いように感じます。須藤VSキッド戦は止めるのが早すぎると思いますね。どうでしょう?
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「ジョゼと虎と魚たち」の話

2005年12月28日 11時12分00秒 | 邦画
私はジョゼと虎と魚たち池脇千鶴さんが好きなんです。なので今回はこの作品のお話をしましょう。

ジョゼと虎と魚たち 通常版 ACBD-10218
ジョゼと虎と魚たち 通常版 ACBD-10218

あらすじ
最近、恒夫(妻夫木聡)が働くバイト先の麻雀屋で聞いた噂話。坂道で乳母車を押す老婆。その乳母車の中には大金が入っていると。ある日恒夫は麻雀屋の主人の犬を散歩させていると坂道を走ってくる乳母車。恒夫は老婆に言われ乳母車の中を除くとそこには包丁を振り回す女の子ジョゼ(池脇千鶴)が居た。


とにかく池脇千鶴の演技が凄い。犬童一心監督とは「金髪の草原」以来の映画だが、やはり使いたくなる何かを持っているのだろうか?
この作品では足の不自由な女性でお婆さんと一緒に家に引きこもりのような生活を送っているという、何だか訳の分からない設定で本人も苦労したのではないだろうか?
お婆さんと2人暮らしで他者との接触が無いという事で池脇さんの話し方はお婆さんそのもの。あの童顔の顔からお婆さんの声がでてくるので、隠れ池脇ファンの私でも何とも気持ちが悪いと思うほどです。
金色の草原」ではお爺さんの介護をして、「ジョゼと」では自分がお婆さんのようになってしまうとは、本当にご苦労様ですね。

金髪の草原 PCBG-50565
金髪の草原 PCBG-50565

女性が観る目的の一つ・・・全部かな?妻夫木聡くんも好演してます。(池脇さんの演技に少々喰われている感はあるが・・・。)
しかし彼は大学生役とか似合いますね。優等生の役ばかりでなく、悪い役とかも出来るし、いずれは日本映画界を背負って立つ男優の一人ですね。
恒夫には同じ男性としては、あまり共感できないかな。かなり甘ちゃんというか、無責任というか。子供ですね。(そういう設定なんだけどね。)


恒夫の彼女役で上野樹里さんが出ています。この時、上野さんは17歳前後だったと記憶しています。それで女子大生の役とは無理をさせるなと思ったのを覚えています。
まあ、そつなくこなしていたのですが、この後、「スウィングガールズ」を観たのでまたもや変な感じを持ったのを思い出しましたね。


妻夫木くんor池脇さんを観るのが目的でも良いと思います。まだ観ていない方は一度ご覧になってみては如何でしょうか?

評価(60点):

追記:ラブホテルのシーンは要らなかったのではないでしょうか?ただの客寄せにしか思えませんでした!
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「交渉人 真下正義」の話

2005年12月27日 12時34分44秒 | 邦画
先週交渉人 真下正義のDVDをやっと観ました。

交渉人 真下正義 スタンダード・エディション PCBC-50877
交渉人 真下正義 スタンダード・エディション PCBC-50877

あらすじ
警視庁交渉課準備室の立ち上げに大忙しの交渉人真下正義(ユースケ・サンタマリア)は、警視庁のHPに進入し真下本人に挑戦してきた地下鉄車両強奪犯と戦うべく動き出す。


プレミアムエディション買っちゃったんだよね。うー痛い!取りあえず本編のみ観ました。それなりに楽しめる作品でした。ただ、どこが良かったとか考えると難しい映画かな?
過去の「踊る」の作品ほどコメディー色は強くなく、かといってシリアスかと言われると疑問符が付く。総体的に楽しめた作品というのがしっくりくるのかな?!

真下は既に青島とか湾岸署の刑事達とは別次元に足を踏込みはじめていますね。いずれ交渉課準備室が正規のものになれば、真下は交渉課課長ですから、いつかやるであろう「踊る」の劇場版3作目、あるいはTVシリーズを考えると、あんまり偉くなって欲しくないというのが私の本音です。
やはり真下青島すみれにあれこれ言われながら捜査に付き合うポジションが似合っていると思うから。

本題に戻りますが、この作品ずいぶんと手間とお金がかかっている。観ていて「すげーセット!」とか「エキストラ何人いるんだよ!」とか結構ビックリします。
画や音は文句無し!「踊る」のメンバーは室井慎次柳葉敏郎)と柏木雪乃水野美紀)くらいしか出てきません。
ですが、新しく登場したキャラクター達に味があるので気にはなりませんでした。刑事部捜査一課の木島寺島進)やTTR総合指令室長の片岡國村隼)がとても良いです。西村雅彦さんが指揮者というのが少しもったいなかったかな。


以下ネタバレ含む
先にTVで「逃亡者 木島丈一郎」を観てしまったので、木島に対する思い入れみたいなものは、「交渉人」から観た人よりはあったかな。(逆に「逃亡者」を観た時の感動は薄かったんだろうなとは思いますが・・・。)
”ジャガーノート”って知ってる?」は「交渉人」が先だったんですね!それにしても映画の”うんちく”がたくさん出てきて本当にマニアックですね。実際、脚本家の十川誠志氏の”うんちく”なんでしょうか?それとも君塚良一氏、あるいは本広克行監督なのか???

動いている時のクモのCGが少し情けなかったかな?!

鉄道、映画、パソコン、爆発物と今回の映画は”オタク”登場人物達の宴のようでした。最後の犯人の車が自爆する場面。真下が追うと逃げる。止まると徐行する。あの場面、犯人は真下を道連れするか迷っていたんでしょうか?でもゲームに勝った真下に自分の信念を見せ付けるかのように目の前で自爆した、そんなように見えました。
それを呆然と見ていた真下には雪乃という大事な人が居た。青島達のような単純に正義を信じてる仲間が居た。それが犯人と真下の大きな違い、そんなふうに言いたかったのかなと感じました。
いままでの「踊る」には無い部分。こういった進化は結構好きですね。
ただ、結局最後迄、犯人の詳細は分からず終いで少し心に引っかかった部分はありました。


評価(80点):

追記:「逃亡者」が「交渉人」に、さらに「容疑者」に繋がっていく。「容疑者」は評判が悪いようですが、今から期待せずにDVDの発売を待つつもりです。「広報人 矢野君一」もまだ見ていないので年末年始休み中にでも観ようかと思ってます。

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映画「電車男」の話

2005年12月21日 09時20分21秒 | 邦画
先日、購入してあった映画電車男のDVDをやっと観る事が出来ました。

電車男 スペシャル・エディション[劇場版](初回生産分のみ限定仕様) TDV-15372D
電車男 スペシャル・エディション[劇場版](初回生産分のみ限定仕様) TDV-15372D

あらすじ
主人公はシステムエンジニアをしている22歳のヲタク青年。ある日彼は秋葉原へ行った帰りの電車で酔っ払いに絡まれていた美女を助けます。その日の出来事をネットに書き込む青年。ネット上の名前は電車男(山田孝之)。後日その女性からエルメスのティーカップが送られてきます。どうしたらいいか分からない彼、電車男は、送り主の女性、エルメス(中谷美紀
とデートすべく、ネットの住人達に助けを求める。

いやぁ、良い映画でした。正直ドラマを観ちゃったので期待せずに観たのですが、期待を裏切る面白さ!ドラマと話は(当然)さして変わらないのですが、充分楽しめました。前半がコメディで後半がラブストーリーと考えれば間違い無いかな?
コメディーとしても(ちょっと変わった)ラブストーリーとしても素晴らしい出来だと思います。

キャストに関しては「電車男があんなにかっこいいはずはないだろう」とか「エルメスはもっとかわいくないと」とかあるのですが…。
(エルメス役の中谷美紀さんは、電車男自身が似てると書いているのでしょうがないかなとも思うのですが・・・。)
観終わった後、あったかい感覚が残ったのが何とも良かったですね。

以下ネタバレ含む
電車男とエルメス2人の結末が、”名無し”さん達まで全員ハッピーにしたのが何とも言えず好きですね。
看護婦の”りか”(国仲涼子)さんは、自分の事を振った彼氏を吹っ切る事が出来たし、引きこもりの青年”ひろふみ”(瑛太)は外に出てバスに乗る事が出来た。しかも恋の予感付き。
サラリーマンの”ひさし”(佐々木蔵之介)とその妻”みちこ”(木村多江)も愛情が戻ったようです。
問題のヲタク3人組ですが、こちらは特典に入っていたショートムービー「戦車男」の方で語られていました。観ていない人に結果だけ言えば、1人だけハッピーエンドに終わるという事ですね。

電車に乗っていた電車男が小さな女の子に寄りかかられるシーンは当初、観ていて何の意味があるのかなと違和感を感じていたんですが、まさかさらに隣にエルメスがいて、電車男が拾った定期がエルメスのものだったなんて。
運命の輪は皆が考えていたよりも、もっと早くから回っていたんだよ的なのが、とても私のツボにハマってしまって!一番好きなシーンになりました。


あとエルメスが、角砂糖がピラミッド型に積み上がっているのを観ているシーンかな。
これはちょっとあったかいよね。
自分の彼女か何かに置き換えて考えたら、笑ったあとで惚れなおすかなと思ったんだよね。


何となく聞いてはいたけど、ホントにドラマ版「電車男」(と言うのもおかしいが)の伊藤&伊東が出てきた。妙に嬉しかった!

ちょっと甘いかなとも思ったのですが、私の評価はこうなりました。

評価(100点):

電車男 スタンダード・エディション[劇場版] TDV-15344D
電車男 スタンダード・エディション[劇場版] TDV-15344D

追記:「電車男」の前にドラマ「スタートライン」を観たのですが、この日はくしくも山田孝之デーとなりました。
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「星に願いを。」の話

2005年12月08日 15時59分55秒 | 邦画
映画星に願いを。は、お奨めのラブストーリー映画の1本です。

星に願いを。 PPA-110488
星に願いを。 PPA-110488

あらすじ
交通事故により視力と声を失った笙吾(吉沢悠)は、その優れた音楽センスにより自立して暮らしていた。
事故の直後は、肉体的・精神的ダメージにより生きている事さえ否定していた笙吾が立ち直れたのは、看護師の奏(竹内結子)の存在が大きかった。互いが患者と看護師として接しているつもりが、いつのまにか惹かれあう同士になっていく2人。
そんなある日、笙吾は車にはねられ、運び込まれた病院で奏の目の前で息を引き取ってしまう。空に流れ星が落ちる夜に…。


もともとかなり以前から竹内結子さんが好きで主演の映画は全てDVDを購入しています。この「星に願いを。」も迷う事無く買いました。

この映画は香港のアカデミー賞3部門受賞の「星願」を 日本版としてリメイクしたものです。
原作である香港版の「星願」を観た人は良いという評価をしている方が多い。その方達の中には、香港版の方が良かったと言う方が結構います。
私は、観ていないので何とも言えないのですが、日本版もかなり良かったですけどね。

最初のうちは少々観ていて眠い部分がありますが、30分を過ぎ本題に入る辺りから面白くなってきます。

香港を夜景繋がりで函館に持っていったのは正解ですね。木の建物が多く登場しますが、何となく温かみがあって良いですね。

笙吾役の吉沢悠くんと奏役の竹内結子さんの息もバッチリ合っています。先のわかるストーリーなのですが、見るべき部分がラブストーリーなので問題なく楽しめます。

ネタバレ
黄泉がえり」では竹内さんが消えちゃう側でしたが、こちらでは残される側となっています。最後「黄泉がえり」と違い、笙吾と奏が抱き合えたのがうれしですね。
好きなシーンは、ベットの上で3年前の事故の後、自暴自棄になり死んでればよかったと言う笙吾をいっぱい、いっぱい叩くシーンですね。
笙吾の髪を切ってあげたり、宝くじが当ったら一緒にアメリカに行こうと笙吾の手の平に字を書くシーン。竹内さんがあれこれ世話をやいてしまうのが、吉沢くんのちょっと童顔で少年のような顔立ちと合っているように見えて、ちょっといいなと思いました。


ラブストーリーが好きで、まだ観ていないと言う方は、ぜひご覧になってみて下さい。

評価(90点):

 竹内結子主演映画作品のBack number
「いま、会いにゆきます」の話
「天国の本屋~恋火」の話
「黄泉がえり」の話
「イノセントワールド」の話

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「群青の夜の羽毛布」の話

2005年12月06日 15時20分30秒 | 邦画
この間、ずっと置いてあった群青の夜の羽毛布のDVDを観ました。


あらすじ
スーパーでアルバイトをする大学生の鉄男(玉木宏)は、時折買い物にくる憧れの年上の女性さとる(本上まなみ)と付き合う事となる。さとるは、坂の上にある自宅で教師をしている厳格な母(藤真利子)とそれに反発する妹(野波麻帆)と一緒に暮らしていた。


アルタミラピクチャーズの磯村一路監督作品なので購入しました。磯村監督の「雨鱒の川」「解夏」「がんばっていきまっしょい」のDVDソフトを所有しています。

感想ですが、ちょっとストーリーに無理があると感じました。これは、もしかしたら原作に問題があるのかも知れないし、又は、原作を充分映画に反映出来なかったのかも知れない。どちらにしても話の流れに無理やりな感じが残ります。(原作者山本文緒さんの「ブルーもしくはブルー」を読んだ事がありますが、やはり無理やりな感じがしたのを覚えています。)

この下にはネタバレが含まれています。
例えば、鉄男とさとるは初めてのデートでやっちゃいます。お母さんともやっちゃいます。(有り得ない!)
お母さんは門限に遅れた言い訳も聞かずに、さとるや鉄男を引っ叩いたり、さとるが鉄男を捜して雨にずぶぬれで居酒屋に入り、鉄男が女の子達といちゃいちゃしてるのを偶然目撃したりと挙げればきりが無いほどに・・・。

また演出も少しおかしいのかな?図書館の中で突然大声になる鉄男は、まるで注意してくれとばかりに声がでかくなる。最初は何か必然性でもあるのかなと思ったんですが、その前後を見ても見当たらない。(もしかしたら意図があっての事かも知れないが意味は無いと思う。)
原作では書いてあるだろう、さとるの腕フェチの理由。ただのフェチで終わらせてもなぁと思います。

下手な役者さんは出ていませんが、小日向文世さんは別格で上手かった。小日向さんが出るシーンは少し雰囲気が変わって感じられました。

本上まなみさんや玉木宏くん、野波麻帆さんが好きな方なら見ても良いかなとは思いますが、お奨めは出来ませんね。

評価(50点): ちょっと甘いかも!

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「リリイ・シュシュのすべて」の話

2005年12月02日 17時06分13秒 | 邦画
なかなか手に入れることの出来なかったリリイ・シュシュのすべてのDVDを最近購入し、観ました。

リリイ・シュシュのすべて 特別版 NND-6
リリイ・シュシュのすべて 特別版 NND-6

私のイメージの中で岩井俊二監督といえば、コアなファンが付いているというイメージがあります。
私といえば、今回購入した「リリイ・シュシュのすべて」の他に「Love Letter」「花とアリス」の2本持っている位。

もともとは「Love Letter」が公開されて、クチコミで”良いよ!”と言う噂を聞きつけ、いつかテレビでやったらみたいなぁと思っていて、テレビでやったのを観て、数年の時を経て、とある店のDVDコーナーに置いてあった「Love Letter」を見つけて、「あっ!これ、観たかったやつだ!」と既に観ていることを忘れ、購入して、観ていて、3分の1位まではそれに気が付かなかった、という程度のファン??です。

その岩井俊二作品の中でも何でか、この作品については特別に言われている気がして、一度観てみたかったんです。が、絶版、絶版で・・・それでもamazonなんかでは置いてあったから、店巡りをしていれば、そのうち見つかるだろうと思ってて・・・。
ヨドバシの横浜店がOPENしてDVDコーナーが結構広いんです!
これは、探しているソフト、何本かあるんですけど見つかるだろうと。
3日目位に見つけました。
リリイ・シュシュ”ってのが覚え辛くて、”リュリュ・シェシェ”とか”シュシュ・リジィー”とかそんな名前だったんだよなーと思いつつ棚を見るとありました。目の前に!
うわっ!」とちっちゃな声でしたが驚いちゃいましたもん!

観てみて、なるほど、こらぁ、賛否両論でるなと・・・。ものすごいコア!!!
根底に流れる雰囲気みたいなものは、私にとって、とても苦手なモノで、けれど、出ている子達が芸達者!市原隼人忍成修吾蒼井優伊藤歩、辺りは今ではバリバリ1戦級の若手俳優さんじゃないですか?!
(特に市原隼人くん蒼井優さんは役者として結構期待しています!

何気に稲森いずみさんが出ているのがうれしかったりして。
でも、お母さんですか?友達のお母さんでも色んな事教えて欲しいと思っちゃうね!

だだっ広い中CDウォークマン聞いてたり、ネットの書き込みが重なってきたり、そういう所は嫌いでは無い。
面白いと言うのとは少し違うけど、観て良かった作品です。


評価(60点):

リリイ・シュシュのすべて 通常版 NND-7
リリイ・シュシュのすべて 通常版 NND-7
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映画「ロボコン」の話

2005年11月30日 14時47分57秒 | 邦画
ロボコンと言っても"がんばれロボコン"では無く、ロボットコンテストに青春をかける少年少女をテーマにした映画の事です。

ロボコン SDV-16122D
ロボコン SDV-16122D

あらすじ
葉沢里美(長澤まさみ)は高等専門学校、通称”高専”に通う女の子です。落ちこぼれの里美は顧問の教師に半ば強制的に第2ロボット部への入部を指示されます。実績もあり華やかな第1ロボット部とは異なり、どこか集団行動の出来ない第2の部員達。里美を含めた第2ロボット部4人は、”全国高等専門学校 アイデア対決・ロボットコンテスト”略して”ロボコン”に出場する事となる


泣けない!笑えない!面白くない!
ストーリーも平凡で眠くなる程!
特撮やアクションがある訳でも無い!
そんな、この映画の凄い所はと言えば、それは出演者ですよ!
主演には今をときめく若手女優の長澤まさみ(初主演映画です
そして、それを支える第2ロボット部のメンバーに小栗旬伊藤淳史塚本高史と若手の中でも先頭を走る俳優さん達と何とも、どえりゃー出演者陣です。
これだけでも観る価値はあると思う。
(DVDの特典の中で長澤まさみさん(他)のインタビューがあるのだけれども、若いね!ちょっとバカっぽい喋り方!ファンの方には初々しいと言った方が良いのかな?)

それ以外では、やはりタイトルにある通り”ロボット”達ですね。
映画の中の”ロボコン”では、ダンボール積みが対決のテーマになっています。
実際の”ロボコン”出場のロボット達は、形や機能が様々で観ていて楽しいですね。

今の”ロボコン”とか見ていると(NHKで良くやってる)映画の頃より高性能・高機能でロボット開発の早さを感じます。

余談だけど、エンディング曲の「Saturday Night」(名曲だね!)は、こずえ鈴ちゃんの歌声がとってもいいよ!

評価(70点):
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「四日間の奇蹟」の話

2005年11月29日 16時37分12秒 | 邦画

先週、四日間の奇蹟のDVDを観ました。

四日間の奇蹟 DSTD-2493
四日間の奇蹟 DSTD-2493

あらすじ
ピアニスト如月敬輔(吉岡秀隆)は、強盗に襲われた少女を救った代償として指に怪我を負ってしまう。強盗によって両親を殺され、サヴァン症候群という病気にかかる自らが救った少女千織(尾高杏奈)を敬輔は引き取ってピアニストとして育てる事となる。
ある日小さな島の診療施設に慰問に行く敬輔と千織。そこで働く岩村真理子(石田ゆり子)は敬輔の高校の後輩。庭で遊ぶ千織と真理子に落雷が襲う。身体に瀕死の重症を負った真理子の精神は千織の中で目覚めてしまう。


当初、購入する予定はなかったのですが、映画生活のプレビューの点数が良かったので買ってみました。
結果から言うと、特に奇抜なストーリーという訳でも無く、泣ける訳でも無く(でも泣ける人は泣けるでしょう!)、「点数高すぎ」といった感じです。
監督は「チルソクの夏」や「半落ち」の佐々部清監督。
原作の浅倉卓弥さんは、この「四日間の奇蹟で宝島社の「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しています。
普通、原作が良い場合は映画がもの凄く良く出来ていないと観た人の評価は低くなります。この映画を観る限りでは、原作がそこまで良かったのかな?となり、これは一度読んでみる価値はありそうですね。


一番良かった点は千織役の尾高杏奈さんの演技ですね。(”ちゃん”付けでは失礼なので”さん”とさせてもらいます。)中学生とは思えないほどです。
真理子に変わってからの一番最初のセリフが石田ゆり子さんが話しているかのように聞こえました。もしかして声だけ石田さんだったりしてと錯覚して、もう一度見直しちゃいましたもの。間違いなく尾高杏奈さんのセリフでした。
その時に聞いてもやはり石田さんが話している(多重放送のように)かのように感じました。
これは後になると、そう感じなくなっては来るのですが、おそらく石田さんが一度セリフを言ってから尾高杏奈さんが話し方を合わせているのではないかと思うのですが?特典映像も観ましたが良く分かりませんでした。
千織の時と真理子の時に顔が違うのも素晴らしいと思います。
まあ、へたくそな役者さんは1人も出ていないんですけどね。


この映画には私の好きな女優さんが2人も出ています。一人は石田ゆり子さん。若い頃の石田ゆり子さんが私の理想(容姿)の女性です。ショートカットで顔に温かみのある人。ただ性格がちょっと怖そうで・・・。ホントの所はどうなのでしょうね?
もう1人が
中越典子さん。最初は特に気にする女優さんでは無かったのですが、性格が変で・・・ちょっと変わった人って好きなんですよね。

この映画は奇蹟の起こる映画なのです。
少々ネタバレ真理子の起こす奇蹟によって、ほんの少しだけ幸せになれます。どこか皆、心に傷を負っていながら、心底悪人のいない登場人物たち。彼らだからこそ起きた奇蹟なのでしょう!ただ、真理子の過去は暗いだけの話になっているような気がします。もうちょっとどうにかして欲しかったかな。
コメント (2)
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「座頭市/Dolls」の話

2005年11月11日 13時26分23秒 | 邦画

先週、北野武監督のTAKESHIS’の公開に合わせて、座頭市がテレビ放映されていました。私は北野信者ではありません。そのほとんどを全部は観ていませんし・・・。ですが一応、2作品ほどDVDで購入しました。一つは「座頭市」。もう一つがDolls ドールズです。

「座頭市」

座頭市 BCBJ-1811
座頭市 BCBJ-1811

あらすじ
盲目に金髪、居合の達人座頭市が仕込み杖を手に悪い奴らを片っ端から斬って捨てます。
故・勝進太郎の座頭市を北野武が作ったらこうなりました。何故か金髪!?この辺が北野ワールドなのでしょう。
殺陣も従来の”ちゃんばら”ではなく、市は自分の刀に相手が刀を合わさる事無く斬っていきます。過剰なまでの血飛沫
悪は悪に描かれている所も痛快です。
観る前には踊っちゃったりするのはどうなのと思っていましたが、大丈夫。エンターテイメント作品としては最高の出来です。北野作品の中で一番面白かった。
まあ、良くない点も多々ありました。なんだかんだ言ってしょうもないお笑いに走ってしまう所や姉弟の弟は女のふりをしているのですが綺麗でないし女性には見えません。北野監督がこだわっていた彼の踊り(舞い)もいりませんでしたね。

評価(70点):


「Dolls ドールズ」


Dolls[ドールズ] BCBJ-1320
Dolls[ドールズ] BCBJ-1320

あらすじ
春の日、桜の下を歩く男・松本(西島秀俊)と女・佐和子(菅野美穂)。2人の腰には赤い紐が結ばれていた。結婚の約束をしていた2人だったが、松本は会社の上司の娘と結婚することになる。佐和子は自殺を計り、命は取り留めたもののその精神は破壊されてしまう。結婚式の当日その事を知った松本は、式を投げ出し佐和子のもとへと駆けつける。
他、老いたヤクザとその男を待ちつづける女の話。事故で引退した元アイドルとファンの男の話の3つの物語が同時に進行していく。


「Dolls ドールズ」を購入したのは、一つは菅野美穂さん、深田恭子さんといった綺麗な女優さんが出ていたから。
もう一つはそれまでの北野作品からは随分と異なる作品に思えたからです。”愛”がテーマということで北野武は果たしてどう作品を作り上げるのかとても興味がありました。
ただし、観た感想の方は事前の期待を見事ズタズタに裏切ってくれた内容でした。
現代で文楽をやってみたら、人形が考える”愛と憎悪”みたいなものをあらわせたらと北野監督はいってました。ですが真に伝わってくるのもはありませんでした。
何もないシーンが多すぎます。
元々は西島・菅野の作品一つだったのを、それではあまりにも間が保てないと後の2つの物語が追加する事になったそうです。私はそれでも短かったかなと思いますが・・・。
良い所もあります。映像は綺麗です。狙って作った感はありますが、綺麗なので許せます。

評価(40点):
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