(していたのではなく、されていたのが何か凄いでしょ!)
あらすじ
20世紀初頭の中国。
欧米列強が利権を狙ってこぞって進出をしてきた頃の話。
上海でペテン師を生業にしている日本人・伊沢修(織田裕二)は、中国の革命家たちの為に武器弾薬を騙し取る計画に巻き込まれる。
標的は日本陸軍の東正信中将(渡辺謙)。
原作は井上尚登氏の同名小説、監督は大森一樹氏です。
日中(韓)合作映画です。
中国からはシャオ・ビン・ヤン・ローシー、韓国からはソン・チャンミン、アメリカ出身で香港・台湾で活躍している(らしい)ピーター・ホーら俳優が出演しているが、正直知らない。
たぶんそれぞれの国では有名な役者さんなのでしょう。
詳しい人には嬉しいと思いますが、(まだ観ていない人で)私のように知らない人は流して観ましょう。
日本の若手では市原隼人くんが出ていますが、これも特に重要な役と言う訳では無く、一応役付きで出ていますといった程度の活躍。
たぶん登場人物に女性が少ないからでしょうが、無駄に出てる(としか思えない)黒木瞳さんなどはちょっと悲しいくらいです。
この映画は織田裕二を観る為の映画と言って良いでしょう。
とにかく織田裕二演じる伊沢修が、カッコ良く悪党をペテンをかけていく。
なんと七ヶ国語を喋れるという切れ者の伊沢は、危ないと思うと相手の裏の裏をかいている。
そんな奴ぁいない!と突っ込みたくなるような男です。
結局、最後まで観れましたが、これにお金を払ってまで観たいかと問われると疑問ですね。
まだ観ていないと言う方、映画が好きな男性なら暇つぶし位にはなるでしょう。
また「織田裕二好き!」という女性ならばお奨めの映画です。
追記:カテゴリーを邦画にしたのだが、邦画なんだろうか?