第17回フジテレビヤングシナリオ大賞受賞作ドラマ「unplugged~アンプラグド~」を観ました。
あらすじ
常に人と同じで居たくないと考えている高校生の粕谷裕介(中村友也)は学校では極端に他人との関わりを絶っていた。毎日が裕介にとって無駄な時間と思える同じ生活の中、唯一ピアノで頭の中を流れる曲を弾く時間だけが大事な時だった。
そんなある日、裕介の前に季節はずれの転校生、長谷川瑞希(末永遥)が現れ、裕介は生活のリズムを壊していく。
感覚的なものは良く出ていたと思います。
ですが疑問点が多すぎますね。
転校生の瑞希が裕介の弾く曲や裕介自身に興味を持ったのは何故なんでしょうね。
裕介が人と同じなのが嫌だという理由がいまいち希薄な気がするのですが?
裕介があそこまでクラスでの接触を絶っているのに周りの同級生達の反応が理解しずらいですね。
瑞希は前の学校で教師と不倫をして転校してきましたが、金曜日に会いに行っているのは親が真っ先に気付くのでは?
そもそも相手の教師も何の処罰もされずにいるのでしょうか?
細かい所を挙げればきりが無い。
物語の背景設定やキャラクターの性格設定等がいいかげんとしか思えないんですよね。
何よりどうしてこのシナリオが大賞なんでしょうね。
視聴者に観せる段階の脚本では無いと思います。
原作の門間宣裕氏は受賞後、「ゆくな!龍馬」の脚本を執筆したと書いてありましたが、このドラマも1話目のみで私は放送を観るのを辞めています。
(ちなみに主演の石垣佑磨くんや加藤ローサちゃんは大好きです。)
シナリオに関しては良い所は無いですね。
ただ良くこのシナリオをここまで持って行ったなとは思います。
ドラマスタッフの力量と若い2人の俳優さんの熱演に拍手を送りたいですね。
追記:いろいろ厳しい事を書きましたが、門間宣裕氏には、いつか面白いと思わせるドラマを作って欲しいものですね。
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