初めてのことがたくさんあって毎日ドキドキでした!
工事中随時ブログをアップしようと思っていたのですが、
毎日いっぱいいっぱいでブログを更新している余裕がなかったぁ。
ってことで無事完成しているのですが、振り返って工事内容ご報告します。
「水道の直結工事を行い受水槽が不要になったので、解体した後の地下室を倉庫にしてしまおう。」という工事でした。
今まで入口はマンホールでしたが、大きく床を開口してしっかりした階段を設置したいとのご要望でした。
ということでまずはマンホールを外さないといけません。
外す前はこんな感じです。
あ、田中主任が必死に採寸しております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/73/58ae72ab4aca14bb26059f9db1755f03.jpg)
皆さん知ってました?
マンホールは丸いですがコンクリートに埋まっている部分を掘り起こすと受けの方は四角いのです。
解体するまで全て丸く作られていると思い込んでました。
地面の上に見えているのはほんの一部なのですねぇ。
マンホールを外した後には四角い穴が出現。
この四角い穴から解体した受水槽を搬出しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/e1/03d0d0352a794a66ecc5182e2bc46dc6.jpg)
受水槽にはコンクリートの土台がついていたのですが、これを壊すのも大変な作業です。
解体中の地下室は粉塵だらけで真っ白。息も出来ないような状況です。
中で作業をしている人が外に出てくると全身真っ白でなんだか急に老けこんでしまい、竜宮城から帰って来た人みたいになっちゃってます。
この画像は少し時間をおいて粉塵が落ち着いてから撮りました。
解体作業中は写真を撮っても白いだけで何にも写りません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/13/e14d061038d4d04e6b60039d125be74e.jpg)
そして壊すのも大変ですが、壊したあとのガラを運び出すのも一苦労なのです。
あの四角い穴からどうやって重たいガラを運び出すんだろーと不思議に思っていましたが、プロの解体屋さんは解体だけじゃなくて運び出すのもあっという間です。
慣れた手つきで穴の上に即席クレーンを作り、下でバケツにガラを詰める人、クレーンを操作する人、上がってきたバケツをトラックに運ぶ人、という役割分担で、あっという間に山のようなガラを片づけてしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/2b/1cf3eb1ef291174e1c8ed3a30cc8af8e.jpg)
そしていよいよ階段設置のための大きな開口を作ります。
まずは床に「エンジンカッター」を入れていきます。
道路工事などでたまに見かけますが、こんなに大きなカッターはスイファではめったに使いません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/ed/cfc3e8bd9c406a25fd2cbf95e3417415.jpg)
周りに粉じんが飛び散らないように、そして切るときに刃が熱を持たないように常に水を流しながらカットしていく仕組みになっています。
この現場は住宅地の中ということもあり、ご近隣の迷惑にならないよう、なるべく音が出ない方法で壊すことにしました。
あらかじめカッターを入れた床のコンクリートスラブをクラッシャーで壊していきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/3f/0c717714e1651ef6ecbc60e25e116dd7.jpg)
UFOキャッチャーのようなもので、はさんで崩していくのです。
ドドドドッと叩いて壊すタイプのものは大きな音が出てしまいますが、はさんで壊すタイプのものは音があまり出ません。
これも初めてお目にかかるものでした。
クラッシャーを使用しているところの動画を
YouTubeにアップしております。
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そしてがっぽり床に開口部が出来ました。
この後開口部をきれいに左官し、いよいよ階段を設置していきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/21/67fc79a95803d57eedff9bf54142fc10.jpg)
さて、前編はここまで。
この先階段が設置されるとガラリと変わりますよ。
その様子は後編でお伝えします。
近日中にアップしますのでご期待ください!!