戦後最大の大惨事、阪神淡路大震災から20年、本当
に、悲しい出来事でした。
戦争を知らない世代ですが、まるで戦禍のようでした。
その日は、私の復職の日でした。
「さあ、今日から仕事をがんがなくちゃ」と、気合を
入れていたのですが、朝一番に大きな恐怖にさらされ
ました。といっても、職場に着くまで、詳細について
は、全く分かりませんでした。
その後次第に、恐ろしい光景が目に入ってきたのを覚
えています。
大地震が都市を襲うと、こうなるのだという未曽有の
経験でした。
しかし、神戸はよく復興しました。今では、外見上は
何の形跡もありません。魅力ある街になっています。
地震だけは、いつ、どこで起きるか予知不可能です。
今日のこの日を原点に、物心両方の備えが大事と再認
識しています。
形あるものは壊れても、「心」は壊れない。あの震災
があったから強くなれた、優しくなれた、そして、助
け合い励まし合う社会が築かれた・・・そうなること
を真の「復興」と呼びたい。
・・某新聞より抜粋・・
自助・共助が問われるようになってきましたが、阪神
淡路大震災では、共助が大いに発揮されました。この
時以来、共助の大切さが強調されるようになってきた
のです。やはり、人間は災害といえども、大自然の動
きの中で、大切なもの、強固なものを身につけていく
のですね。