若竹屋酒造場&巨峰ワイナリー 一献一会 (十四代目日記)

何が酒の味を決めるのか。それは、誰と飲むかだと私は思います。酌み交わす一献はたった一度の人間味との出逢いかもしれません。

福岡国税局による経営セミナーと懇談会

2005年03月25日 | 近ごろの十四代目
今日は経営マーケティングセミナーが、福岡国税局の主催で行われました。

「なぜ焼酎は販売シェアを伸ばし、日本酒は落としているのか」、「これから日本酒がシェアを伸ばすために必要なことは何か」などのテーマについてグループ討議しました。参加者は福岡県内の酒蔵から若手経営者が23名。午前中から昼食をはさんで午後3時まで活発な研修が行われました。

各蔵元が市場をどのように捉え、展望を持っているのか、意見を交し合うことは楽しい時間でした。若手後継者の中にはいわゆる大手企業の勤めを辞めて帰ってきた人が少なくありません。だからこそ、酒蔵経営に志を持って戻ってきた人が多いのではないでしょうか。そんな若手同士なので盛り上がらないわけがない。なかには「成熟し縮小傾向にあるマーケットに先はない。持っている資産を元に別のビジネスを起こしたほうが良い」というシビアな意見もありましたが、概ね皆さん、日本酒の可能性を感じさせる活発な議論となりました。

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