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土に根を下ろし、風とともに生きよう。
種とともに冬を越え、鳥とともに春を謳おう。
『天空の城ラピュタ』
夕暮れのほのかな陽だまり。
淡い光が
朽ちたニラの花と戯れていました。
ちらちらと
か細い光が舞うように。
冬はもう、すぐそこですね。
先日、ブロ友さんの記事で
ドライフラワーになったニラの花を拝見して
父の畑に行ってみた。
お彼岸の頃には
清楚で爽やかだったレースのような花が
すっかり乾いて風に揺れていて
当たり前なことなのに、
つい数ヶ月前の光景とのあまりの違いに
胸を突かれました。
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9月半ば
あの生き生きとしていた
白く美しい花が
気づけば立ち枯れて、種を散らしていて。
いまはもう冬の入り口。
でも、
立ち枯れたニラの花と、
そこにしっかり実っている黒い種を眺めていたら
シータの言葉が蘇ってきました。
彼女のふるさとに伝わる詩の一節。
大好きなフレーズです。
「土に根を下ろし、風とともに生きよう。
種とともに冬を越え、鳥とともに春を謳おう」
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たくさん摘んできたけど
少なく瓶に放り込んだ方がステキでした。
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