今年も変わらず
手すりに降りてきてくれるタキ。
この前、
手すりから
すぐそばの木の枝に
飛び移ったと思ったら、
いきなり盛大に鳴きはじめて
驚いた。
ヤマガラやシジュウカラは
くちばしを大きくあけて鳴く姿を
よく見るけれど
ジョウビタキはいつも
オスもメスも
くちばし半開きくらいで
とても控え目に
地鳴きしている印象だったのに。
こんなに大きく口をあけて。
上を
遠くを向いて。
口のなかも、
舌まで
なんてきれいなオレンジ色。
お腹とお揃い。
ジョウビタキが
こんなふうに大きな口をあけるのを
はじめて見たけれど
わたしが見たことなかっただけだろうか。
日本では
子育てをしないジョウビタキだから
日本では歌わない…
と思っていたのだけれど。
「ヒッ、ヒッ」と
表記されるジョウビタキの地鳴きは
字で書くと
ぜんぜん可愛くない。
でも実際は
とても澄んだ声をしていて
きれいに響いて
わたしには
「ヒ」より「ピ」に近い音に
聞こえるのです。
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