今日、電車の中で泣き虫小学生にあいました。
最初、泣き声が聞こえてきた時は彼氏と喧嘩した女の子の声だと思ってました。
あ~あ
喧嘩か~
なんて思ってたんだけど、
ひっくひっく
と、すすり泣く声が、どんどんおっきくなってきて。。。
あらら
だいじょおぶう
と、興味本位も手伝って、ちらっと見てみると。。。
なんと泣き声の出所は、小学生男児。
眼鏡の奥の瞳から、ぽっろぽっろとおっきい涙を零していました。
私が彼だと思ってた声は、その男の子を助けて上げたお兄さんの声でした。
どうやら、塾に向かう途中、電車で寝過ごしてしまったみたいです。
で、聞いた事も来たこともない駅、戻り方も分からない、塾には遅刻。。。
涙の原因はそんな感じでした。
大丈夫大丈夫と、話を聞いてあげ、乗り継ぎを考えてあげてるお兄さん
ティッシュを出して涙を拭いてあげてるおばさん
まだまだ涙が止まらない男の子。
男の子にしてみれば、一大事なんだろうけど、私にはほのぼのとして見えました。
なのに
何故だか私は泣きたくなりました。
なんでだろう。。。懐かしくて。。。
なんだかうらやましかった。。。
すっかり忘れていた泣き方でした。
涙をこらえずに泣く。
私もああやって泣けてたのに。。。なんて懐かしく思った日でした。