時のうてなに立ちて風を感ず。

To the happy few (Henri Beyle)

民主主義は生もの ーケアしないとすぐに腐るー

2021年07月28日 | 民主主義

憎悪、欲望、虚偽、責任ロンダリングで知らんぷり等々が溢れかえる世の中ですが、そんな時には心に響く歌を聴いて、心の滓を流してしまおう。

え、どこの世界のこと?…と思った幸せな人もどうぞ聴いてください。

さて、心がちょっぴり洗われたところで基本的な原則の話をします。

民主主義とは主権在民、つまり、国民一人ひとりが主権者であるという考え方です。

でも、それだけでは原則的な理念にすぎません。

具体的な国としての社会のしくみは『議会制民主主義』と『普通選挙制』が挙げられているようです。

つまり、選挙で選ばれた代表が政治を担うというたてつけで、選挙権のある国民が主権者だから主権在民の民主主義国なのです。

どうもしっくりしませんね、何か言いくるめられてしまったような気分です。

どこぞの副総理が「手口を学べ」と大変参考になさったナチスは、民主的体制から合法的な手続きを経て誕生したそうです。

実は、民主主義はそのたてつけやかたちだけではなく、運用がとても重要であり疎かにすれば簡単にひっくり返ってしまいます。

 

‐次回のエントリーでは民主主義の運用について考えてみます‐