「だまされていた」といつて平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによつてだまされ始めているにちがいないのである。
➤「バイデンもあけすけだ。東京に対して核で守るの約束の翌日、ソウルにも同じ約束。私たちGOPはそのような一簒奪権力のボケ老人の約束などに拘束されない。これはあからさまな騙しであり空手形だ。我がU.S.のLibtardがどれほど騙してきたか。今更こんな嘘八百を信じる者もいなかろう」
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◆ この冬を欧州はどう乗り越えるのだろうか。
ウクライナの人々を文字通りの鉄砲玉として、ロシアにけしかけている米を中心とする欧州等のNATO諸国は、この冬に向かってインフレで、特に光熱費が急激に高騰しており、一般の人々は不安を募らせています。いくつかの国で、国民の生活を顧みない政府の政策に反発して大きなデモが起きているようです。ガスやオイルの価格の急激な高騰は、企業活動に於いても業種によっては深刻な問題となっており、エネルギーや原材料価格の上昇で操業に支障をきたしているところもあるようです。
まだ夏の終わりなのに、混乱の兆しがニュースやSNSなどに流れています。イギリスでは、10月から電気料金が80%上がるという話もあるそうです。秋から冬に向かい寒さが厳しくなれば、人々は光熱費の負担の重さが身に染みてくるに違いありません。ガスやオイルはエネルギーだけではありません、化学製品の原材料でもあります。様々な製品の製造コストを押し上げ、今後多くの商品の値上げが予想されます。それは、製造業の企業競争力が低下することになり、インドや中国などの企業にシェアを奪われてゆくことも予想できてしまいます。中国やインドはガスやオイルをロシアから安価に購入できるのですから。さらに、その取引の決済は人民元やルピーとルーブルが使用され、ドル離れが一層進むことになるでしょう。
短期的には、この冬から来春にかけて、西側の欧州諸国がエネルギー危機に見舞われることは多くの人が予想しています。2022年9月8日現在、ブレンド原油やWTI原油の先物相場は少し下げているようです。しかし、各国がそれぞれガスやオイルを手当てしようとするならば、価格の上昇は避けられないでしょう。いずれにせよ、この冬の生活は庶民にとって厳しいものになりそうです。
少し長期的には、西側諸国の相対的な経済力の低下は免れないでしょう。それに対し、BRICSなどの経済力の拡大はさらに進むと考えられます。また、西側各国の首脳陣に対する不信や不満も更に高まることも予想されます。今回のウクライナの戦乱について、西側のメディアの報道が真実からかけ離れていることが西側の一般の人々にも知られてくるに違いありません。これらは、今の状況をもたらした支配層に対するマグマになり得るものです。このマグマがそのまま冷えてゆくのか、あるいは火口まで上昇するのかは、西側諸国の今後の政策次第でしょう。
◆ 米欧諸国の支配層のメンタリティ或いは価値観。
https://twitter.com/KatomariC/status/1563307043830005761
「最後の一人まで戦う」と、他の米国議員も言っていましたが、どうも、レトリックやウクライナへのエールなどではなくて言葉そのままの意味のようでした。アメリカはWWⅡ以前から、内戦も含めると戦争をしていない時期は僅かしかありません。つまり、戦争が国の経済構造にがっちりと組み込まれてしまっているのです。軍事産業が大きな力を持っているのも頷けると云うものです。アメリカは世界中で戦争をしてきましたが、言うまでもない事ですけれども、戦争とは殺し合いです。実際、アメリカが関わった戦争で、夥しい数の人が命を奪われています。下のツイートにもありますが、『正義の戦争がただの1つもない』ことを一般の国民は知らないかもしれませんが、支配層の人々は真の目的である利権の為であると知っているでしょう。そして、その支配層の賛同が無ければ戦争を起こせないのです。そうです、支配層の人々は多くの命が失われるであろう事を十分承知の上で利権の為の戦争に賛同してきたのです。これは、人権や人道とは程遠いことなのではないでしょうか。
WWⅡ後の米国の戦争
WWⅡ後アメリカが介入した夥しい戦争
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旧ソ連はWWⅡで2700万人とも言われる国民の命を失いました。そのためでしょうか、国民の不満を慰撫する政策を行ってきたようです。各地にモニュメントなどを立て戦死者の顕彰をしています。また、戦勝記念日には赤の広場でのパレードなどの行事を毎年行い、各地で人々が家族の戦死者などの写真を持って外に出て行きます。今でも大切な行事となっており、ロシアでは軍人は親しみを持って尊敬されているようです。