ドンパチが始まった時から此れは内輪揉めだったのである。
対岸の火事である、ロシアとウクライナの同民族争い。
北朝鮮と南朝鮮の揉め事と同じであり、関わる必要は無い。
勝手にやってくれ。
支那が持つ、張りぼて空母の『遼寧』。
ウクライナから購入した張りぼて空母。
元来、ウクライナは支那へ武器を売り捌いていた。
支那の今の軍備はウクライナからの購入で確立された。
ウクライナが支那の軍拡を支え、後押しして来た。
ウクライナと支那は強い絆で結ばれて来た、そして今も変わらない。
其の支那はロシアと軍事同盟は結んではいないが、習近平とプーチンの個人的繋がりが緊密である。
各国の首脳も、ウクライナとロシアの内輪揉めを利用してのアピールも終えたので、あれ以来云わなくなった。
自己アピールの目的を終えたので、其れ以上は関わらないでおこうと云う事なのだろう。
まぁ、其の方が賢明である。
ロシアと支那は常任理事国である。
だが、ロシアは戦争を仕掛け、支那は他国の領土を奪おうと躍起になっており、平和実現に対して何の役割も果たしていない。
まぁ此れは、此の2国に限った事では無い。
ロシアとウクライナのマッチポンプを見せられて馬鹿らしいと思わないのだろうか。
「ウクライナに愛の手を差し伸べよう」
とか、
「ウクライナに支援を」
と云い、結構な大枚を叩いた。
そんなどうでもいい内輪揉めをしている国にカネを拠出するより、今も生活に困窮している人々や、学費を奨学金と題する借金の返済に苦しむ我が国の将来在る若者へ支援したらどうか。
外人よりも自国民を大事にしてくれ。
其れでなくても、我が国は天災の多い国である。
無益な外人支援より、自国の為にカネを使ってくれ。
他を利する事で、巡り巡って自分にも善い報いが回って来るとでも思っているのだろうか。
今の世にそんな得て勝手で都合の良い事は起こらない。
他を利しても、其の時点で終わりである。
他が得するだけで、己は損をした。
ただ其れだけである。
見返りでも在ると思っているのだろうか。
無い。
他を利して見返りが在るのは、人による。
恩義を感じて返す人もいるが、そんな人は殆どいない。
一握りもいない。
恩は仇で返されるのが基本である。
吾は少なくとも恩義に報いたいと行動するが、吾には仇ばかりが返って来る。
吾だけがそうなのかも知れない。
生活に困窮している者の生活再建に尽力しても、カネを持ち逃げされたり、騙し取られたりすることの方が多い。
だが、そうされても意に介さないと云う、生前の志村けんの様な人間はこの世にいるかいないかの確率である。
話が逸れた。
此の先、台湾の火種に我が国が巻き込まれ戦禍となった時。
果たしてウクライナが何等かの支援をしてくれるか等解らない。
支那と昔から蜜月で、此の先もそうであるウクライナが我が国に寄り添う事など、吾は想像すら出来ない。
想像する材料さえも無い。
ウクライナとロシアの身内争いに関わるのは、そう云う想像をする程に無駄な事である。
もうやめておけ。