今朝、少し家を早く出て、海岸沿いにある展望台に行ってみた。
今朝は曇よりとした曇り空。
晴れればもっと先が望める。
ちょっとホッとした。
最近は呼吸が浅かったので、深く深呼吸をしてみた。
風は生暖かく、湿度を感じた。
だが、180度見渡せる。
毎日の生活では目先の事ばかりで視界も狭くなっている。
偶にこういう開けた場所に来るのは良い事である。
実生活上では、高台や展望台に来る事で先の景色を眺める事が出来る。
吾の人生途上に於いて、ちょっと見方(目線)を変える事で先の展望が見えるだろうかといろいろやってみるが、一向に先の展望が見えない。
各界の知識人らが、人生の渡り方をしたり顔で、ああだこうだと講釈を垂れるが、真似てみても其の様になる筈も無い。
色々と抗ってはみる。
何もせずに愚痴を吐いている訳ではない。
唯一有り難い事は、薄給ではあるが、何とか健康に暮らせている事である。
薬はあれこれと飲んではいるが.....。
こうして愚痴を云えているのは有難い事である。
今となっては多くを望んではいない。
泣いても笑っても時間は過ぎる。
「同じ過ごすなら笑って過ごそう」
と巷では云うが、吾は此れ迄通り浮き沈みの激し心の儘、普段通りに行く事にする。
無理に笑う事はない。