静岡県島田市は、2回目も現金給付をするとの事。
此れは良い判断であり、大いに賛同する。
さて、
目玉政策の一環なのかどうかは解らぬが、5万円給付と、クーポン給付に時期を分けての給付が予定されている。
2回目をクーポンにしたのは、貯蓄に回るのを防ぐ為と云う見解である。
もう既にご存知の通り、此の給付に於ける事務費が膨大な金額である。
特にクーポンの場合は、印刷代が重く伸し掛かる。
いい加減な印刷だと偽造されてしまうので偽造防止の技術を入れなければならず、此の印刷代に費用が掛かる。
もう本当にまどろっこしい。
一回目が現金給付なら、二度目も現金で良かろう。
と云うか、一回目で一度に10万円をポンと給付すれば解り易い。
給付が貯蓄に回ると云うのなら10万円クーポンにすればいい。
貯蓄回避が念頭に在るのであれば、一回目の5万円現金給付の意味合いが解らない。
入学時期に向けての必要な消費をさせる為だと云ってるが、クーポンでなくとも要るものが在れば其の時期に来れば皆が購入する。
なので、児童手当として10万を振り込んだ方がいい。
親御さんも馬鹿ではない。
やり繰りして遣う。
デジタルでの処理が一番良いが、我が国は未だ其の域では無い。
政治家や官僚は、国民はカネのやり繰りが出来ぬアホだと思っているのだろう。
だが、現金給付とクーポン給付の2回に分けて二度手間をし、事務費用に莫大なカネを注ぎ込んでいるのを見て、
「政治家や官僚はカネのやり繰りが出来ず、湯水の如く遣う事しか出来ぬアホだらけ」
と思っている。
今回の愚策給付に掛かる事務費用を削減して、其の分僅かでも上乗せしてくれた方がよっぽど良い。
政治家や官僚には、思慮深さが欠落しているので、其の辺身に付けた方がええで。
