今朝、其の場面に出会した。
ど真ん中を突っ走って来るので、吾は寄れるだけギリギリ路肩迄よって停止してやり過ごした。
其のすれ違い様、太々しい顔で吾を一瞥した。
何で停止した吾が睨まれなければならぬのか.....。
其の糞野郎は歳の頃は35〜40代前半と云ったところか。
軽く手の一つくらい上げても良かろう。
見返りを求めている訳ではないが、譲り合いと云う言葉も在る。
其れと、十字路の一時停止側の車が停止せずに右折や左折する。
明らかに無理だろうと思われるタイミングで出て来る奴がいる。
急ブレーキである。
其れでも当たり前の様に走り去る。
其れも相当なスピードで住宅街を走り抜ける。
これ、通学時間帯でもお構い無しな野郎である。
此奴は、いつもこう云う出方をする。
出会さぬ時もある。
もう一層の事、通勤コースを変えようか。
其の点、通学している小学生達はマナー意識が高い。
横断歩道で停止していた時、横断して小学生達が、態々此方に向き、一礼した。
横断歩道なのだから、堂々と横断すればいい。
だが、彼等は深々と一礼した。
少し疲れてささくれ立ちだったが、フッと全身の力が抜けた様な感覚になった。
この間の高校生の話ではないが、学校や家庭で交通マナーや其の他のマナーを教えているのだろう。
皆が皆そう礼儀正しい訳ではないだろうが。
吾を含むそこら辺の下らぬ大人とは月とスッポン、雲泥の差である。
環境で人は簡単に変わるが、此の精神だけは変わらずに成長して欲しいと強く思った。