美容師さんが独立して美容室を開業したいと、会員さんの紹介でお会いしました。
最初、
本当に創業する気があるのかな?
という感じでした。
夢物語で終わるパターンか?
とも思いました。
(後々思えば、緊張してたのかも)
話していくうちに、本当に創業したいんだな、と感じたのですが、念のため
『本当に創業したいのか、できたらいーなー程度なのか』を確認したところ
前者だったため、
創業まで一緒に支援していくことを明言し、私のスイッチがONになりました。
創業までの流れ、創業計画書の記載方法、資金調達の説明をしたところで
自己資金要件が満たされていないことが判明。
創業予定まで1年、コツコツ貯めるようお願いして、話の続きへ。
どんなお店にしたいか
誰に来てもらいたいか
他店との違いはどうするのか
ウリは何にするのか
場所はどうするのか
メニューはどうするのか
などなど、掘り下げていったところ
やはり、自分の中に考えていることが
あったみたいで
思い描くものはあるけど、
現実を思うと思考がストップする、と。
どんどん思い描いていいとおもう、
最終目標にして、
ステップアップしていけばよい。
そこから、身の丈にあうように、
削ぎ落としていきましょうと提案。
(この提案は人によります。万人受けするとは限りません)
ウリは、◯◯にしたい。
では、そのウリを細分化しましょう、
例えば…
△△の人には◯◯
◆◆の人には◯◯
などと、具体的にお客様に分かりやすく
してはどうですか?
と提案したところ、
『ずっとモヤモヤしてた部分だったんです! ◯私◯さん、すごいですね!定期的にお話しに来ていいですか??』
お、お~。
急にテンション上がったので私がビックリしました。
『メールでもいいし、◯時頃行ってもいいかと連絡くださいね』
とお返ししました。
何個か宿題をだして、視覚化していって
時間をかけてより良いものを作り出したいと思いました。
反省点としては、
後輩指導員を同席させたら
よかったかなと。
各所で創業セミナーを開催していると思います。
受講すると特定創業の認定を受けることができます。
日本政策金融公庫の創業融資で金利優遇を受けることができます。
セミナーが終了していたとしても、
専門家による相談指導を受ければ、
同等の認定を受けることができます。
詳細は、最寄りの商工会議所、商工会にお問い合わせください。