感情を抑えることに慣れてしまい、怒りを感じることができないとお悩みの かるしうむ さんからのご相談です。
(以下、ご相談内容です)
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怒りという感情を昔から抑え込む、或いは自分の中でなんとか納得させることを常にしていたせいか、怒りを感じる場面があってもほとんど感じる間もなく自分の中で押さえ込んでしまいます。
いつもあまり感じる間もなく自分の底にしまってしまうので感じようとしたときにはもう遅いという状態が毎回続きます。
ちゃんと感じてあげられるようにするにはどうしたら良いでしょうか。
いつもあまり感じる間もなく自分の底にしまってしまうので感じようとしたときにはもう遅いという状態が毎回続きます。
ちゃんと感じてあげられるようにするにはどうしたら良いでしょうか。
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(以下、ご回答になります)
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こんばんは。
この度は勇気を持ってご相談をお寄せくださり、ありがとうございます。
ご相談文を拝読するに、かるしうむさんの心の中には
「怒ってはいけない」
「怒るのは良くないことだ」
・・・という決まりごとがあるような印象を受けましたが
いかがでしょうか?
もし思い当たるフシがあるとすれば
その決まりごとを持つことになったきっかけは何でしょうか?
親御さん/きょうだいの怒りに困らされていた?
過去のパートナーに感情的な人がいた?
かるしうむさんご自身が、怒りに身を任せて大きな失敗をした?
・・・様々な可能性があると思いますが
可能でしたら思い出してみてください。
思い出してみたら、今度はこう唱えてみましょう。
「私は●●さんのように怒ってよい」
「私は●●さんのように感情的になってよい」
「私は怒ってよい」
「私は感情的になってよい」
・・・いかがでしょうか?
これらの言葉が違和感なく、スッと言えましたでしょうか?
それとも心の中がモヤモヤしたり、言いよどんだりしたでしょうか?
もし後者だとすると
それはかるしうむさんご自身の、●●さんに対する怒りがまだ癒えておらず
「●●さんを許せない」
「●●さんのようにはなりたくない」
・・・という強い思いから
怒ることをご自身に禁止しているサインです。
自分自身に対して、怒ることを禁じているため
それにふさわしい事象が目の前で起こっていたとしても
そうした感情が抑圧されてしまいます。
抑圧されないためには、許可を出して行くことです。
先ほど書いたような「私は怒っていい」などのおまじないの言葉を唱えたり
「あの場面では怒ったほうがよかったよな」と思う場面について
後からでもいいので、手帳に書き出してみたり
書き出した後に、脳内で「今からでも怒ってみる」シュミレーションをしたりするのが効果的です。
そして、シュミレーション時に出て来た言葉の数々も
これまた手帳に書き出しましょう。
罵詈雑言のような汚い言葉で構いません。
むしろ、汚い言葉の方が良いくらいです。
「感情は排泄物と同じ」ですので
汚い言葉とともに、早く吐き出してしまうのが得策です。
上記でも効果は十分ありますが、加えて、もし可能なら
以下の言葉もつぶやいてみて下さい。
「私は大切な人」
「私は私を大切にする」
「私は私の気持ちを大切にする」
怒ることをためらう人は、ご自分の気持ちより相手の気持ちを優先してしまい
結果としてご自分の気持ちを大切にできていないことが多いです。
なので、優先順位を 自分>他人 に変えてゆく必要があります。
そのために効果的なのが上記の言葉たちです。
「私を大切にする」とは
他人より自分を優先する心のあり方の宣言ですので。
いつでもご自分の気持ちを一番大切にされて下さい。
それを習慣づけることで、自ずと怒るべき時には怒りを感じ
適切な形で相手に向かって表現できるようになりますので。
かるしうむさんの幸せをお祈りしています。
ご参考になりましたら幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な三連休を。
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