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明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

自分を解放し、ありのままに生きる -B'z "seventh heaven"より-

こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。

本日は、ミスチル、GLAYとの合同ライブイベント”UNITE”を記念して

かなり久しぶりにB'zの歌詞分析記事をお届けします。

しかし、対象曲は全く"UNITE"とは関係ありません!(無いんかいw)

2000年に発売された11枚目のアルバム"ELEVEN"に収録されている

"seventh heaven"という曲です。

この年は、B'zがシングルを合計4枚リリースしたラッシュの年でして

現時点では最後のミリオンセラー「今夜月の見える丘に」も収録されています。

しかし、アルバム全体の雰囲気は割と気だるいというか、厭世観に満ちた曲が多く

ピュアすぎる恋心を歌った「今夜月の見える丘に」はアルバム全体の中で明らかに浮いてました。

さて、そんなアルバム"ELEVEN"のオープニングナンバーであるこの”seventh heaven”

タイトルからキリスト教の「第七天国」を想像させますが、歌詞の内容はそこまで宗教的でもなく

単純に言うと「自己の解放」を歌った一曲です。

冒頭では、稲葉歌詞によく登場する人々の煩悩や悩みが描かれています。

考えすぎてしまうんだ 一人きりになるといつも
コーヒーを飲み過ぎたように いつまでも眠れない

私自身がそうなのですが、

仕事のストレスが溜まったり、翌日に気になる打ち合わせが控えていたりすると

もれなく早朝覚醒して、そのあとよく眠れなくなります。

実は今朝もそうでした・・・。

悩むことに加えて、不眠はダブルパンチで辛いですね・・・。

あの娘が今ごろどうしているかなんて
そんなことはもうええじゃないか

次のフレーズで早速悩みへの答えが出てきます。

これは、根本裕幸お師匠の言葉を借りると「手放し」ですね。

離れてしまった恋人への執着を手放し、ただその幸せを願う。

それがシンプルにできれば最高ですが、

なかなか出来ないことが故に悩みの種になります。

「ええじゃないか」と言う稲葉さんの出身地である岡山弁を使っているところも

生身の本心は未練タラタラなのに、無理やり執着から離れようとする

そんな主人公の苦悩が見て取れます。

サイズが合わないブーツで 踊り続けてるような
何かに振り回されて 損しているような気がする

・・・こちらは、根本裕幸お師匠の言葉で言うと「他人軸」の状態でして

自分にフィットする考え方から離れてしまい、周りの意向に振り回されて

自分を見失っている主人公の様子が見て取れます。

その状況だと、何をしていても手応えを得られず「損している」と感じてしまいます。



そんな状況に、サビで第七天国の神様からお導きの言葉が降りてきます。

セブンスヘブン ただ歓びなさい
キョロキョロしてるひまはないよたぶん

・・・要は「自分軸への回帰」そして「感謝」を大切にせよと伝えています。

身分の区分忘れ 光浴びなさい
サダメを変えてくのはオマエの気分

・・・これも「自分軸」や「主体性」の大切さを訴えていますが

「身分の区分忘れ」と言う表現については

最近流行りの「親ガチャ」と言う言葉を思い出しました。

親に不満を抱くことは若者の特権でして

「自分の親は毒親だった」=「親ガチャに外れた」と思うのも良くあることです。

しかし、それを嘆いたところで現実は何も変わりません。

親ガチャの当たり外れ=身分の区分 を忘れて

自分に注がれている光=愛 を感じて

自分の運命(と思い込んでいること)を変えて行きなさい

そんな啓示をしています。


そして、そんな世界においては逆に「自己否定」は野暮なものと見なされます

自分がイヤになる その自分がイヤ
そんなキリのない反省はここではなしよ

まさに心の世界あるあるですが

自己嫌悪している自分自身を客観視して、そんな自分をまた嫌悪すると言う

そんな自己否定の無限ループを断ち切るように、と伝えています。


さらに、神様は最後に「自己の解放」をも訴えかけます。

セブンスヘブン パッとすべて見せなさい
解き放ってやればいい 大事なその部分

・・・こちらはもはや解説不要と思いますが

ありのままの自分を表現し、ありのままで生きていけと言うことです。

自己の解放は、そのまま自己肯定感の向上に繋がります。

ありのままの自分を自分が受け入れた時に

心がわしゃっと喜び、幸せを感じ

それこそ第七天国にも行けるような気がしてきます。

そんな気分の高揚を分厚いブラスの演奏に載せて表現しています。


また自己の解放・自己肯定感が大切な理由については、最後の歌詞で強調されています。

どうなろうと life goes on
泣いたって 笑ったって

自分を受け入れなくて泣いていても

自分を受け入れて幸せに笑っても

どっちにしても人生は進んでゆきます。

だとすれば、どっちのスタンスが良いでしょうか?

・・・答えは明らかですよね。

こんな風に自分を受け入れ、解放することの意味を伝える稲葉さん歌詞は

毎曲ながら秀逸で素晴らしいと思いました。

コロナ禍の現在、なかなか好きなことが思うように出来なくて

この曲のようにスッキリ自己を解放することは難しいかもしれませんが

B'zがこの度、あえて有観客ライブを再開したように

私たちもあえて自分を解放するチャレンジをしても良いのかもしれません。

本日はそんなアフターコロナの世界に誘ってくれる一曲をご紹介させて頂きました。

最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。

****
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コメント一覧

sun-also-rises
コメントありがとうございます。
そうでした、21日はデビューの日でした!
B'z33周年、ますますお二人に活躍して欲しいですね。
如月まひる
ELEVENは懐かしいです😊
今日はB'zのデビュー日です❤️
稲葉さんも松本さんもいつまでも元気でいてほしいですね😊
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