最近、仕事を通じて面白い出来事がありました。
同僚の管理職の方が自部署の今後の方針についての議論を取り仕切ってくれているのですが
彼は軋轢を恐れず、みんなの面前で上役の方にも耳の痛い進言をするタイプでして
「男の人はプライドの生き物だから、人前で顔を潰してはいけない」
そう教えられて育った私は衝撃を受けました。
彼は自身を「武闘派」と称しており
自分の武器は「突破力」なのでこのスタイルを変えるつもりはない。
そう言い切っていました。
そして、今まで上役の人にどんどん直撃して切り込んでいったが
返り討ちにあうことはあっても、皆自分を受け入れてくれた
そうも言っていました。
いやぁ・・・。私にはなかなかできない芸風です。
私は上役の人の意に染まないことについて、正面から議論を挑むことはしません。
と言うより、自分が「心からやりたい」と思ったことが上役の人の意に染まなかったことがありません。
熱意とロジックを持って伝えれば、ほとんどのことは了解してもらえますし
逆に熱意とロジック、どちらかが欠けていることについては
正面から対決しません。
他の上役から話してもらう、上役の上役から伝えてもらう。
そんな手法を取ります。
ある意味戦略的で省エネですが
逆に自分を信じて正面突破することはあまり得意ではありません。
テニスもシコってミスしないようにコースを狙ったりする方が得意でした。
しかし、真剣勝負になればなるほど
いずれは正面から勝負せざるを得ない局面が訪れます。
それをやらなければ、これ以上前には進めない。
そういう瞬間が必ずやってきます。
その時まで、私のように体力を温存するのも手ですし
同僚の方のように日頃から正面突破しまくるのも手です。
いずれにしても大事なのは自分のスタイルです。
スタイルは、できるだけ幅広く持っていた方が起こる出来事に柔軟に対処できます。
しかし狭く深い一点突破型スタイルは、うまくハマった時には素晴らしい力を発揮します。
どっちが良い・悪いでもなく
自分のスタイルはどっちなのか気づくこと。
気づいたら、持っていないもう片方の資質についてはパートナーを通じて補完できるようにすること。
そうすると、あら不思議。
1人でできることを1とすると
2人でできることは1+1=2ではなく、無限大になります。
これぞパートナーシップの醍醐味です。
そんなパートナーシップを築くことは簡単ではありませんが、取り組む価値のあることです。
私もまだまだ練習中ですが、一つずつ前に進みたいと思います。
まずは11月から有料カウンセリングを始める予定です。
連休中にはご案内ページを公開します。
言ったからにはやります笑
よろしくお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な週末を。