こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。
本日は、オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」のご相談に回答いたします。
奥手な彼に「好きじゃなかった」と振られてしまったとお悩みの ぴん さんからのご相談です。
(以下、ご相談になります)
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はじめまして。相談させてください。
彼から付き合ってください、と言われ1年ほど交際をしていましたが、人を好きになるという気持ちがわからないと振られてしまいました。
私は恋愛状態の自分に自信が無く(それ以外の生活の事にはポジティブに楽しくいられています)、デートの誘いや希望を伝える事はできますが、頼ったり甘えたりが出来ません。親密感への恐れがあるのかもしれません。
彼は非常に奥手です。楽天的な部分もありますが、自分に自信が無いような発言をいつもしています。「そんな事ないよ、こういうところがとても素敵だよ」と言っても否定されるか無視です。笑
デートのお誘いも、それ以上のお誘いもゼロでした。それとなく距離を詰めてもかわされてしまい、スキンシップはほぼゼロでした。
一緒にいる時はすごく楽しかったので焦りは良くない、ゆっくり進めていきたいと思っていた矢先に「私の事は人としては好きだけど恋愛としていままで一度も人を好きになった事がなく、自分にはこれ以上は無理なんだと思う。」と振られてしまいました。
実は復縁をしており、2度彼からの告白でお付き合いをしておりましたが、たしかに「付き合って」とは言われましたが「好き」と言われた事はありませんでした。とても悲しいです。最初にお付き合いをした時も同じような流れで別れてしまいました。
(そもそも好きじゃない相手にお付き合いを打診するなよ…とも思いますが)
過去に付き合った人にも、友達みたいになってしまい振られた経験がいくつかあり、ますます自分の女性らしさに自信が持てなくなってしまいました。
その彼の事はまだ好きで友人関係を続けていますが、できれば女性として見てほしいです。漠然とした質問になってしまいますが、今私に必要な自分を高める方法や意識するべき事は何がありますでしょうか?
よろしくお願いします。
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(以下、ご回答になります)
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こんばんは。
この度はご相談をお寄せいただき、ありがとうございます。
ぴんさんの意中の彼は、典型的なロックマンさんとお見受けしました。
ロックマンについてはご存知でしょうか?
もしご存知無いようでしたら、我らが根本裕幸お師匠のブログに大量の解説記事が載っておりますので
ぜひお師匠のブログから「ロックマン」を検索の上お読みいただきたいと思います。
簡単に解説すると、文字通りの「岩男」でして
・恋愛感情を感じるのが苦手
・それを言葉に出すのはもっと苦手(そもそも感じることすら苦手なため)
・好きな女性に依存するのも、親しくなるのも怖い(「もし親しくなった後に別れてしまったらどうしよう・・・」と反動が怖い)
・上記の理由から、感情を切り離して物事を考えるクセがついている
・上記の理由から、発言内容が本心とズレていることが多い(言行不一致)
・そのズレた発言内容は理屈っぽい、時に哲学的な内容になる(感情と切り離した理屈だけで考えているため)
この手の男性の傾向と対策はいくつかありますが、対策にあたり最も重要なポイントは以下の2つです。
1:言ってることを真に受けない
2:言ってることではなく、行動に注目する
ぴんさんの今回のケースに当てはめると
>彼から付き合ってください、と言われ1年ほど交際をしていましたが、人を好きになるという気持ちがわからないと振られてしまいました。
「付き合ってください」と言っておいて「人を好きなると言う気持ちが分からない」って・・・
それ自体が矛盾していますよね?
もちろん聡明なぴんさんはそのことにお気づきだと思いますが
上記の通り、ロックマンは言行不一致ですので
言っている内容がその通りの意味を示している訳ではありません。
言うなれば、彼らは感情を指し示す正しい日本語を選ぶことがニガテなのです。
「普通に日本語を話しているのに、正しい日本語を選ぶことがニガテってどう言うこと??」
ぴんさんはそう思われるかも知れませんが
彼らは別れを怖れるあまり、その怖れに触れそうになると頭と感情とが混乱し、正しい日本語を選ぶことができなくなってしまう生き物なのです。
このことは頭で理解するのも大変ですが、心に腹落ちさせるのには相当な時間がかかります。
なので、ご相談内容の「彼に女として見てもらいたい(≒彼と付き合いたい)」をゴールにされるのであれば
まずはぴんさんの彼への見方を上記のように変えていく必要があります。
逆に、このことが腹落ちしてさえしてしまえばロックマンと付き合うのは比較的簡単です。
その日を迎えるファーストステップとして、まずは彼を上記の目線でじっくりと観察しましょう。
・・・彼の発言内容に戻りますと
>「私の事は人としては好きだけど恋愛としていままで一度も人を好きになった事がなく、自分にはこれ以上は無理なんだと思う。」と振られてしまいました。
実は復縁をしており、2度彼からの告白でお付き合いをしておりましたが、たしかに「付き合って」とは言われましたが「好き」と言われた事はありませんでした。
彼は「付き合って」と2回も言っておいて、それを受けてぴんさんは復縁したのに、今度は彼が「人を好きになったことがない」って言いました、ですと?
なんだそりゃ?
アンタの「付き合って」って、好きだから言ってんのと違うんかーい!
・・・そうツッコミたくなりますよね?
はい、おっしゃる通りです。
彼はぴんさんのことが好きなんです。
でも上述のとおり、その感情を感じるのが怖いのです。
何かの理由があって(お母さんとの関係や過去の恋愛などの理由が考えられます)、もう傷つきたくないんです。
でもね、ぴんさんのことはやっぱり好きだから
「付き合って」って言うんです。
でも怖いから「好きだ」なんて責任の生じる言葉は言えませんし、デートのお誘いも、それ以上のお誘いもゼロ、スキンシップもゼロなんです。
そもそも彼の方から「付き合って」って2回も告白しておいてデートのお誘いゼロって、ぴんさんから見たって意味不明でしょう?
そもそも、そんな言行不一致の彼を見捨てないぴんさんご自身がとても愛情深いし、懐が深いのですよ。
まずそのことに気づき、ぜひ「アタシって愛情深い!」とご自身を褒めてあげてくださいね。
彼の心理分析に戻りますと
とにかく彼は怖いのです。
デートに誘っておいて、ぴんさんが楽しくなさそうだったらどうしよう、大した男じゃないと思われてフラれたらどうしよう・・・
そんな怖さから、デートに誘うことすらできないんです。
スキンシップなんてもってのほかです。
んじゃ、なんで「付き合ってください」って言うのかって?
いや、だから彼はぴんさんのことが好きだからそう言っちゃうんですよ。
じゃ、なんでデートのお誘いが無いのかって?
ですから彼は怖い・・・
・・・無限ループになりますので、この辺でいったんストップいたしますが笑
なんとなくお分り頂けたでしょうか?
ロックマンはとても怖がりですが、それを感じることすら怖がっておりますので(そして、当のご本人はそのことに無意識です)
言葉の上ではあたかも好きじゃ無いような表現を使いますし
好きな気持ちを態度に出すこともできません。
そして、その言行不一致ぶりが大切なぴんさんを傷つけていることまでは頭が回っておりません。
いや、もうちょっと言えばうっすらと分かってはいるんですが
それらをかき消すくらい彼の恐怖心は強いのです。
怖さや不安は、愛情を曇らせかき消してしまう非常に強いネガティブ感情なのです。
「・・・マジですか?」
ぴんさんは衝撃を受けられたかも知れませんが
ロックマンとはそういう生き物なんです・・・。
なので、ぴんさんはそんなロックマンをたまたま好きになってしまい、彼らの日本語を操る能力の低さと言行不一致に悩まされているだけであって
決してぴんさんが女性らしく無いわけではありません。
女性性に課題があるわけでもありません。
むしろ、そんなロックマンを暖かく受け入れて、訳の分からない応対をされた後も友達づきあいをされていて
しかもそんなロックマンに「女性として見てもらいたい」なんて愛情を持つなんて
ぴんさんはめちゃくちゃ女性らしくて優しい、素敵な方ですよ。
間違いございません。
どうぞご安心ください。
またご質問の「今私に必要な自分を高める方法や意識するべき事」についてですが
もし掘り下げてみてもいいポイントがあるとすれば、以下でしょうか。
「なんでこんなにめんどくさい彼のことが好きなんでしょうね?」
「他にもいい男はいくらでもいそうですけどね?」
・・・ロックマンって、実は非常に男らしい生き物でして
このヤサメン全盛の令和の時代に、昭和の男気を貫く
もはや絶滅危惧種に近い男達です。
「女とチャラチャラ仲良くするなんて、恥ずかしくてできない!」
「好きだなんて、口に出して言えない!」
「女と仲良くなって、フラれたら怖い!」
そんなオクテで照れ屋の彼らたちですが
ぴんさんが彼の大好きなところってどんなところでしょう?
もしかして、心のどこかでそんな彼のことを「可愛いな」と思っていらっしゃったりしませんか?
(「それはオマエだろ」というツッコミは禁止です笑)
もし彼のことを可愛がり、言行不一致を受け入れてやってもいいかと思って頂けるのでしたら
ぜひ彼のことを暖かい目で、長い目で見守ってあげてください。
その点、友達づきあいを続けているぴんさんの選択はとても賢いと思います。
ロックマンは近寄りすぎると怖くなって騒いで逃げますが、付かず離れずの距離で見守ってあげれば、安心してまたいつか近寄ってきます。
3度目の「付き合ってください」も来るかも知れません。
その日に備え、彼を暖かく見守る目線を忘れずに
そして、ご自身が彼を大好きだと言う気持ちを何より大切にされてください。
「好きだ」と思う気持ちは人をもっとも元気にしますので
そのエネルギーが自然とぴんさんを女性らしくします。
もちろん今もロックマンに惚れている時点で十分女性らしいですが
その女性らしさに磨きがかかり、柔らかく芯の強い女性らしさが身につきます。
その時は、彼がまた「付き合ってください」って言って来るかも知れませんし
ぴんさんの魅力に引き寄せられ、ロックマン以外のもう少し付き合いやすい男性陣が近寄って来るかも知れません。
その時には、どちらを選んでも正解です。
自らのその時のお気持ちに基づき、心の向くままに選びましょう。
それでも、どうしても彼の言行不一致に悩まされて辛い時には
ぜひカウンセリングセッション をご検討ください。
もるもがロックマンとその性質、彼がぴんさんに対して本人なりにしている愛情表現について解説させていただき
ぴんさんが優しさ・女性性を全開にできるよう、全力でご支援させていただきます。
ぴんさんが持ち前の女性らしさと暖かい愛情でロックマンな男たちの鎧を溶かし、彼らが本来の男らしさを発揮してぴんさんと素敵なパートナーシップを築かれる日が来ることを、私は心よりお祈りしています。
ご参考になりましたら幸いです。
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以上です。
最後までお読み頂きありがとうございました。
明日も素敵な1日を。
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