こんにちは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。
本日は、オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」のご相談に回答いたします。
人付き合いが苦手で克服されたいとお悩みの ミツル さんからのご相談です。
(以下、ご相談内容になります)
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はじめまして。
この度は、どうぞよろしくお願いします。
人がとても苦手です。
できるだけ、人と関わりたくないと思っている反面、
克服したいと思っています。
どのようにすれば克服することができるでしょうか?
例えば、最近ではZOOMや電話などを使った
カウンセリングやセミナーがありますよね。
こういったものにも参加してみたいのですが、
どうしても苦手で受けることができません。
そういうわけで、今回このような場があって
とても助かっています。
このようなテキストのやり取りであれば問題ありません。
人が怖い・苦手というのは改善できるでしょうか?
ちなみに幼少期からずっと人が苦手です。
子供の頃から母親とは毎日のように大げんかして
かなり憎んでいました。
今は、それを考えると
だいぶ関係性は良くなったように思います。
幼少期の親との関係が大きいでしょうか?
母親は、毒親までは行かないかもしれませんが
過干渉で厳しく神経質で、日頃から文句や愚痴を言う人でした。
愛情は感じませんでした。
何かしらヒントを頂けたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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(以下、ご回答になります)
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こんにちは。
この度はご相談をお寄せいただき、ありがとうございます。
あまり人づきあいが得意でないカウンセラーのもるもよりご回答させて頂きます。
もし今ミツルさんとやり取りができるなら、お伺いしたいことがあります。
「ミツルさんは今、お仕事をされていますか?それとも学生さんでしょうか?」
「お仕事をされているなら、会社には行かれてますか?学生さんには、学校に行かれてますか?」
・・・もしこれらの質問への答えがyesであれば、全く問題はありません。
というのも「人付き合いがニガテ」とお悩みの方のほとんどは
「人付き合い」のハードルをとても高く設定されているからです。
たとえ話をすると、私の趣味はテニスなのですが
テニスをやった経験が少ない人ほど、プロと同じようなスイングをしようとします。
しかし、もともとプロと自分とは体型も基礎体力もフットワークも柔軟性も動体視力も全然違います。
その違いを無視してスイングだけ同じにしようとしても、プロと同じようにボールを打てるはずがありません。
人付き合いもこれに似たところがありまして
ミツルさんにとっての「人付き合い」が、おしゃれなパーティーでおしゃれな男女がわきゃわきゃとおしゃべりし合う
そんなイメージをご想像されているのであれば
実際にそんなことができる人はほとんどいません。
「人付き合い」とは、そんなにハードルが高いことではなく
普通に仕事に通って、職場の人と仕事に必要な会話をしたり
普通に学校に通って、先生や生徒たちと普通に授業に関する会話をしたり
それらができていれば「人付き合い」のベースラインは合格です。
生きていくのに何の支障もありません。
(ちなみに、おそらく40代以上のサラリーマン男性のほとんどは、日々このレベルしか会話をしていないと思います)
ですので、まずはこの基準以上の人付き合いは人生にとって「オマケ」「オプション」「エクストラ」的な位置づけにすぎないのだと
ご理解いただくとよいかと思います。
そして、ミツルさんのご相談文面を拝読していて、そのレベルは優にクリアされていると思いました。
冒頭に「はじめまして。この度は、どうぞよろしくお願いいたします」と丁寧に挨拶される礼儀正しさ
「今回このような場があってとても助かっています」と回答するカウンセラーを気遣う配慮
「最後までお読みいただきありがとうございました」と回答するカウンセラーへの感謝の言葉
(いみじくも私のブログの結び文と同じですね笑)
これらを拝読しただけで、ミツルさんが人付き合いに必要な配慮ができる方であることは明らかだと私は思いました。
まずは何よりも、そんなご自身に自信を持っていただきたいと思います。
そしてその上で、ミツルさんが目標とされる「オマケ」「オプション」「エクストラ」的な人付き合いってどんなイメージでしょうか?
このイメージ作りはとても大事です。
・・・というのも「人付き合い」って結構定義があいまいでして
それって、たとえば男の飲み友達を作りたいのか?
それとも、何か趣味の場で会って軽く話をするくらいの知り合いがいればいいのか?
それとも、彼女が欲しいのか?
それぞれの目的によって、やることが全然変わってくるからです。
一番ハードルが低いのは「軽く話をするくらいの知り合い」です。
私の趣味はテニスですが(2回目)
テニススクールには、お互い名前も知らないのに、さっき相手が打ったショットの話とか、コーチの話とか
そういう軽い会話を2、3交わすだけの人たちがたくさんいます。
ですが、これも立派な「人付き合い」です。
この程度でよければ比較的実施のハードルは低く
何かしら好きな活動のコミュニティに参加して、そこで起きていることを隣の人にボソッとコメントするだけで十分です。
相手がよほど愛想の悪い人でなければ、何かしらリアクションは返ってきます。
またミツルさんは「テキストのコミュニケーションは比較的ハードルが低い」と書かれていましたので
リアルに人に会う前に、SNS上でのコミュニティで何かコメントしてみるのもアリです。
ご自身のコメントに「いいね!」がついたり、誰かがコメントを返してくれるだけでもなかなか嬉しいものです。
そして、これも立派な「人付き合い」です。
(リアルじゃなくオンラインなだけで、人とやりとりしているのに変わりはありません)
そして、もしかしたら「こうしたやり取りで失敗したらどうしよう?」とご心配かもしれませんが
その際は、そのコミュニティから走って逃げればよいだけです。
それでなんら支障はありません。
ぜひ、これくらいのハードルが低いことから始めてみてください。
もしそれができたり、誰かから反応が来たりしたら
「おお、俺やったぜ!一歩積み上げたぜ!!」ってガッツポーズしてください。
「人付き合い」とは、何も難易度の高い会話やふるまいをすることではなく
この程度の小さいやりとりを、RPGの経験値を稼ぐように積み上げていくことです。
今は少しハードルの高く感じられる「飲み友達」や「彼女との付き合い」も、こうした小さいやりとりを積み上げて行った延長線上にあります。
ぜひ、ご自身にとってハードルの低いことからスモールスタートしてみてください。
そして、もし対話のトレーニングをされたい際は、ぜひカウンセリングセッションをご活用ください。
私たちカウンセラーはお話を伺うプロでございますので
ミツルさんの本番に備え、コミュニケーションの予行演習を全力でサポートさせて頂きます。
またご懸念の「ご家族との関係がコミュニケーションに及ぼす影響」についてもお話をお伺いし、必要とご希望に応じて深掘りさせていただきます。
(ただ、もともとのミツルさんの目的である「他人とのコミュニケーション向上」において、ご家族の影響をあまり重大視されないことをおススメします。
少なくとも「ご家族と他人とは別人」であることをご認識いただければ、それだけで十分です)
ミツルさんがちょっとしたコミュニケーションを積み重ねることで自信を深め、人付き合いが苦でなくなる日を迎えられることを、私は心よりお祈りしております。
ご参考になりましたら幸いです。
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(以上です)
最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な午後のひとときを。
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