いよいよ全豪オープンテニスが始まりました！
グランドスラムの中でも日本との時差が最も少ないオーストラリアにて
開催されますので
最もじっくり観られるトーナメントです。
今日は、夕食を取りながらジョコビッチvsストルフ戦を観ていました。
いやージョコビッチが強い！
相変わらずの詰将棋のようなテニスです。
ストローク戦で徐々に相手を左右に揺さぶり、戻りが甘くなってきたところを
ストレートにアプローチしてからのスマッシュ、
相手の決めショットを読み切り、逆にカウンターでのパッシングショット、
ポイント劣勢の時に必ず出るセンターへのサービスエース、そこからの巻き返し、
普段のラリーから絶妙な高さ・回転・スピードでコントロールされたスピン、
アドサイの角にスッと落ちる逆クロスのアプローチ、
無駄のないフォームとスイングからしっかりコントロールされた全てのショット、
全てのボールを読む分析力、そしてボールに追いつきしっかり返すフットワーク
もう、どの部分をとっても素晴らしすぎです。
私が対戦相手だったら確実に戦意喪失して自滅します。
今日のストルフは頑張って1セットとりました。
それは素晴らしいと思うのですが、
何を打ってもジョコビッチからいい返球が来るので、
何を打ったら良いか分からなくなるという
ジョコビッチ対戦あるあるが
見事に再現されていました。
よく「攻撃は最大の防御」と言われます。
しかし、ジョコビッチを観ているといつも思うのですが
防御は最大の攻撃です。
なんせ、相手がどこを攻撃して良いのか分からなくなり
自滅に追い込まれますから。
こんなプレーをしたいなと、心から思いました。
初日から素晴らしい試合を観られてテンション上がりました。
これからジョコビッチのつもりになって素振りしてから寝ます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。
