またINABA&SALASのLIVEチケット抽選結果は落選でした。
ライブハウスのチケットはなかなか取れないですね・・・。
めげずに一般発売を狙います。
さて、本日は久しぶりのB'z歌詞分析です。
「ARIGATO」
この曲の感想は以前に書いたような気もするのですが
過去記事を検索したら見当たらなかったので
多分最初のはず・・・と思って書きます。
歌詞の意味は、発売当時にはあまり実感が湧きませんでした。
内容はとてもシンプルで、決断と別離の歌です。
それなのに、何でタイトルは「ARIGATO」なんだろう？と
疑問に思っていました。
またこの曲が発売された2004年頃、私はあまり人に頼らずに生きていたので
この歌詞のように、自分を支えてくれた人への感謝の気持ちを言葉にするのは
表面的には理解できるのですが、自分ごととは遠い気がしていました。
ただ、その後仕事で色々と苦労した結果
発売から10年以上が経った2015年頃になって、
断片的に理解できるようになりました。
歩き続けた先に見たいのは
想像を超える風と光
そこに誰もいなくても
当時は新規案件の開拓でASEAN各国を飛び回っていた頃で
全く先が見えず、成功するかどうか分からない。
じゃあ、この取り組みを止めるか？
・・・いや、やっぱりやってみる。
たとえ成功しないとしても。
そこに誰もいなくても。
・・・そんな風に、歌詞と自分自身をシンクロさせました。
しかし、本当の意味で歌詞全体が沁みたのはもう少し後で
慣れ親しんだテニススクールを辞める時でした。
テニススクールを辞めたことがある方はお分かりになるかも知れませんが
スクールの中と外とは全く世界が違って、
少し上達して試合に出始めた自分は、外の世界のレベルの高さや
選手たちの勝利への執念の強さに圧倒され
「今までスクールで習ってきたものは何だったんだろうか？」と
絶望感に浸りました。
そうして見える世界が全く変わってしまうと、それまで慣れ親しんでいた環境が
突然物足りなく思えてきて
そのスクールに居続けることができなくなってしまいました。
ですが、そんな本音を周りの人たちに伝えることもできず
忙しくなったことを理由にして退会しました。
そんな時に自分に言い聞かせたのがこのフレーズです↓
いま踏み出そう グッと前に踏み出そう
Now it's time to go,
Now it's time to glow.
慣れ親しんだ場所を去るのは、やっぱり寂しいですし
果たして自分の選択は正しかったのか？
まだこのスクールで学ぶべきことがあったんじゃないか？
そう考えると頭が堂々巡りになって、決断した後になって迷いが生じました。
でも、今はグッと前に踏み出すとき、
そして輝くとき。
だからこのまま行こう。
そう何度も自分に言い聞かせました。
先ほどご紹介した「歩き続けた先に〜」のフレーズも、まさにこの心境で
たとえ自分の選択が間違いでも、この先に誰もいなくても
自分の想像を超える世界を見たい。
そう思っていました。
そして、当時は全く気づいていなかったのですが
今振り返ると
当時、その決断ができるまで成長させてくれたコーチや
一緒にプレーしてくれた生徒の皆さんに
「ありがとう」
と思います。
なるほど、この歌は自立して今までの環境に別れを告げる時に
その環境への感謝を込めて歌っているんだ、
だから、この歌詞にしてタイトルが「ARIGATO」なのだと
本当に今更気づきました。
遅いですね・・・。
でも、遅くても気づいたのはよいことです。
夜も更けて参りましたので、
「ARIGATO」と感謝しながら、素振りして寝ます。
最近、なんでも素振りをオチにしているだろ？と突っ込まれそうですが笑
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。
