こんにちは、今日は介護予防についてお話ししたいと思います。
皆さん「フレイル」という言葉をご存知ですか??
「フレイル」(“frailty”フレイリー)とは日本語で(虚弱)と略され、健康と要介護状態の間を言います。
高齢者の方が要介護状態に陥ると健康な状態に戻ることはかなり困難となっています。そのため、このフレイルの段階で自分のどこが弱ってきているかを早期に発見することができれば要介護状態にならないよう予防することができます。
フレイルは外面から見る身体的なもの(例えば 腰が曲がる、立ち上がりにくい等)は気づきやすいですが、それだけでなく、社会性(活動性)心の側面が複雑に絡んでいることが大きな要素と言われています。例として閉じこもりがちになったり食事は1人で食べている(孤食)といったことや体力が衰えることによって自信がなくなり気分が落ち込みうつ状態になっていく。また、認知機能の低下が起こります。
では、「フレイル」を予防するにはどうすればよいでしょうか?
フレイルを予防するには(運動・栄養・社会参加)この3つのうちどれ1つとして欠かしてはいけません。
運動(1回30分以上の汗をかく運動を週に2回以上、1年以上実施している)
栄養(ほとんど毎日4食品以上食べている)
社会参加(サークルや団体などの組織に2つ以上入っている)
これら3つの生活行動がとれている方はフレイルのリスクが低くなることが分かってきました。
フレイル…
まだ、聴き馴染みのない言葉ではありますが、現代社会において超高齢化社会が進むにつれて今後「フレイル」という言葉を聞く機会が多くなってくると思います。
是非、参考にしてみてください。
今後、フレイル予防のトレーニング方法を当ブログで少しずつ紹介していこうと思っています。
機能訓練員・安八町フレイルトレーナー(野田)