重要課題

我が作業所は、区内の他の施設比べると、平均年齢が高いのです。
それもあってか、ここ数年、作業能力が低くなってくる利用者が後をたちません。
今日も、５００の品物を１００ずつ数えて５つつにわける作業をしたのですが、
結局３０分経っても、分けることができませんでした。
出来るメンバーは１０分ちょっとで出来るのですが・・・。
このように、作業能力の差があきらかなのです。

それなりに差がある作業能力なんですが、工賃は能力給をとらず、
やった時間で決まる時給制。３０分やって、一つも出来なくても
３０分で３つやっても、作業に入ってれば工賃は一緒。
う～ん、って感じ。

１０年くらい前までは、能力制をとってたらしいのですが、とあるメンバー（今はいない）の
『同じ障害者なのだから、みな一緒にするべき』と言う提案で、今の形になったらしいのですが
個人的には「それは違うんじゃないの？同じ障害者だからこそ人それぞれ違うべき」って
個人的には思ってるんですけどね。職員会議でも何回か話題には出してるんですけど、
中々、いい方には解決しません。
今、いるメンバーは多数が、今のままでもいいと言ってはいるんですが
今後、若いメンバーが入ってくれば、作業能力の差の開く一方だし、悩みの種です。