科学は我らにある
science is on our side
いきなりきついジョークだ。
「トリビアの泉」の全身麻酔のネタにもあったように
薬などでもメカニズムがはっきりとしていないなんてものはケッコーあるんだ
だから健康食品などで「科学的に実証済み」などと軽々しく謳ってしまうのは怪しいものが多い。
ほとんどの場合は「~というデータあります」どまりなはずなのだ
ジョハンズ一派の場合はデータ集めというコトに関してもかなり怪しいというのにこういうセリフが吐けるとは
ここでアトランタから神宮にやってきた最強助っ人ボブ・ホーナーのことを思い出した。
「日本にベースボールに似たスポーツがあった」
つまり“野球”と“ベースボール”は似て非なるものだった…と言いたかったわけだ。
そうか
科学とscienceが違うモノだとすればこの趣味の悪いジョークも合点がいく
きっとアメリカ人にとってscienceというのは宗教と同じようにいつでも彼らの行動を正当化するべく存在するものなんだろうね
え?
なんだか笑えないって?
じゃ、次にいってみようか
交通事故に遭う確率のほうが高い
The BSE threat to humans in this country is so remote that there's a better chance you'll get hurt crossing the street to get to the grocery store than by the beef you buy in the grocery store
原文をそのままとれば
米国における狂牛病の脅威ってのはチョーありえねーから、むしろ肉にあたっちまうよりも、その肉を買いにお店屋さんに行くのに大通りを渡るほうがよっぽど危険なのさ
…ってことか
すごい例えだ。
でもなんとなく見えてきたぞ
つまりこのアメリカンジョークのホントの意味はこういうことだ
肉屋のビーフがBSEに感染してるかどうかなんて調べるつもりもないけれど、
この国ぢゃそんなぁこたぁどうでもいいんだよ。
だって、たいていのヤツは肉を買いに行く途中に通りを渡ろうとしてクルマに轢かれておっ死んぢまうんだから。
そうすりゃ肉なんて食べずにすむだろ?
なにしろこの国ぢゃ、自分の名前が書けさえすれば免許なんてとれるんだからね。
ほらハゲの人のほうが長生きするっていう理屈といっしょだよ。
ハゲる前に死んじゃう人ってのは少ないからね。
う~ん実に科学的だ。
え?
笑えない?
そりゃ仕方ない。
アメリカン・ジョークが笑えないものだってことはデーブ・スペクターがいやってほど教えてくれただろ
それについては実証済みだ(笑)
そうそうscienceといえば
長官の語録にはThe science is very, very clear連発なんてのもあったけど
ボクらにとって彼が連呼するアメリカンビーフの安全性はクリアーでないばかりか
まるで煙にでもまかれているようだ
いやここは霧だな
濃霧長官だけに
…なーんちゃって
私もかなり鍛えられましたが。
しかし下記のご解説には大笑いしました。。
>肉屋のビーフがBSEに感染しるなんて調べるつもりもないけれど、この国ぢゃそんなぁこたぁどうでもいいんだよ。
だって、たいていのヤツは肉を買いに行く途中に通りを渡ろうとしてクルマに轢かれておっ死んぢまうから。
そうすりゃ肉なんて食べずにすむだろ?
コメントありがとうございます
いっそ「脳無」だったらいいんですけどね
ブッシュ以外はIQ高いらしいです(笑)
3才児が安全装置の外れた拳銃を弄んでる状況でしょうか…
こわっ
>アメ男の妻さん
コメントありがとうございます
屁理屈大王ですか(笑)
実感がこもっていらっしゃいますね
でも逆に私たち日本人の場合はは正当な意見くらいは弁護できるディベート力が欲しいところです。
特に政治家のセンセー方には
>Marikoさん
コメント&TBありがとうございます
Marikoさんのところはジャーナリスティックかつ、すごい情報量のブログだったので一瞬TBを躊躇しましたが読んでいただけて嬉しいです。逆に貴ブログで勉強させていただきます。
ブッシュはケリーより、ほんのちょっぴりだが、成績よかったよ。
http://www.cnn.com/2005/POLITICS/06/07/kerry.grades.ap/
二人とも「優」にあたる科目がひとつもないとは驚きだな(内政干渉?)。
親分はアホでもブレインを固めればいいっつーことですかね
ブッシュにその親分としてのカリスマ性があるようにもみえないですけどね(笑)
パパとスカルアンドボーンズの人脈によるコネの力ってやつでしょうか…