偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

すてきなサイコパス、幸坂理加のインスタグラムは止まらないっ ZINE! ZINE! ZINE!

2020年05月21日 08時30分23秒 | ◎ツッコミ思案neo
   




予備校時代に読まされた英語の例文で
「アメリカでは先祖に一人でも黒人がいれば黒人とみなされるが、その理屈でいくなら、先祖に一人でも白人がいたなら、その人は白人とみなされるべきである。」
というような内容のものがあった。
(講師曰く、全米でベストセラーになった「統計でウソをつく法」からの抜粋ということだったが未だにウラはとれていない)

するってぇと、
TBSラジオの人気番組「たまむすび」は赤江珠緒さんと玉袋筋太郎(赤江祐一)さんという二人のアカエのタマちゃんがホストをつとめ曜日替わりのパートナーと共に放送するという番組なので「たまむすび」なわけだけど、その構造を当てはめるならその後の15時半からの「ACTION」も曜日替わりのパートナーとともに進行する幸坂理加の冠番組ということもできるはずだ。
 実際、ラジオ界の大御所・亀渕昭信氏がゲスト出演したときには
「アシスタントなんていってちゃダメ。対等でいかなきゃ」と助言していた。

 その幸坂理加さんが「人気ラジオ番組完全ガイド ラジオ番組最強ランキング2020」(晋遊舎)というムックで「好きなラジオ番組アシスタント」部門で3位にランクインした。
 その情報を明らかにしたのは金曜日パートナーの武田砂鉄氏だった。武田氏は最初の放送で既に、
「私はハンバーグ定食のパセリのようなものです」
という会見での幸坂さんのコトバを引用し、番組開始の4日間を振り返って「男性陣のほうがむしろパセリだった」と言いきっていた。

 ことあるごとに冗談交じりとはいえ幸坂さんとの距離感を強調しているので気づかれにくいが、実際のところは武田氏はイチバンの幸坂ウォッチャーのようで、インスタグラムをはじめたことも武田氏がバラしていた。


 そのインスタグラムがまた幸坂さんらしい。思い出グラム(なぜかハッシュにはしてない)と称して自己のアーカイブからの転載コンテンツ。
 なんだかゴルフとドラムとバレーボール、リコーダーと見てると小学校高学年女子が夏休みに読まされる課題図書に出てくる主人公みたいに見える。とくにゴルフなんて大人の種目なのになぜか少女感が出ちゃってる。
 spuuuk !!

 なんだろう、このノリは…個人壁新聞?。

 そういえば憧れのVERY編集長がきた時に幸坂さんは心酔ぶりをアピールするべく渾身のスクラップブックを持参した。貼りこまれ書き込まれたスクラップブックを見るや、編集長殿は思わず「これは何のために」と発してしまいスタジオは笑いにつつまれることに。なぜか「スマホ動画で進化する」という新聞記事の書き写しと感想まであり、編集長のことばをかりるなら「あらたな雑誌ができている」ようだった。

これってアレぢゃん?
 アフター6ジャンクションでも数回にわたる特集などでバズり、日比麻音子アナなどはとうとう「外出自粛新聞」なるタイトルのものを自作してしまった、あの個人メディア「zine」ぢゃないか。

 あのインスタの壁新聞感の正体はZINEだったのだ。学生時代はノートの神様だったという幸坂さん。そのノートはすでにZINEの領域だったに違いない。

 この時期にインスタを開設したというのは絶妙なタイミングといえる。今なら膨大なアーカイブから古いネタを出したところで少しも不自然ではない(むしろリアルタイムのリア充ネタのほうがムリだ)
 みうらじゅん氏とかアーカイブぐせのある人の資料というのはどんな指向であってもそれなりに面白いものだ。

 なんだかんだ鳥の動画が全投稿の中で一番クオリティが高かったりするが、そこがハイパー・アーカイバー・リカちゃんの神髄なのかもしれない。

 タイトルのサイコパスという表現は大げさにしても幸坂さんはいいかんじに色んなものが欠落して、それがキャラクターとしての魅力になっているかもしれない説。

 たとえば集団行動が得意でないということも関係あるかもしれないが共感力はきっと低い。サウナプロジェクトのゲスト・ラブレターズ 塚本氏が肌の水滴と「ととのい」の関係についてひとしきり自説を披露し終わった後、ひとこと
「それは気のせいかもしれませんね」
とばっさり。
 一瞬、間があり「マジか?」という皆の心の声がきこえてきそうな笑いがスタジオを支配した。

「モヤモヤの正体」の著者・尹雄大氏がゲストにきたときも、現代人なら誰もが感じるもやもや感の正体とはなにか?という話題なのに、幸坂さんは本を読んでいて、そもそも「もやもや感」というものを理解するのに時間がかかったと漏らした。
 怒ることはあるのかという問いには「刀はいつでも抜ける状態」という表現を使っていたけど「5年に1度くらいは」って、それ殆ど怒ってないぢゃん。
 人の顔色をうかがうことはないというようなこともいっていた。


「幸坂さんは武田砂鉄さんの心のひだを理解しようとしないのがいい。(へんに共感しようとしないところが魅力)」 関西在住の女性@大阪・★隆祥館書店★のイベントにて。

インスタもそうなのだけど
彼女の言動を見ていると
「これはどっち?」といちいち立ち止まって考えてしまう。
(いったい何を見せられているんだろう?ともちょっとちがうノリ)

ゲストに乃木坂46 (梅澤美波、田村真佑)がきたとき
そのあとでの発言
「あたしが土佐犬だったら(乃木坂の二人は)チワワぐらいの骨格の違い
どうですこの喩え?」
これは謙遜してるのか
表現力を自慢しているのか、
他人の可愛さを認められる度量を誇示したいのか
はたまた、笑いが欲しいのか

初心者で口笛の大会にエントリーするというのもなかなかのものだ
いや、一般人だったらするんだろうが
練習の過程まで晒すような状況下で挑むとは
なかなかの強心臓だ
思ったより健闘していたのは
ポテンシャルの高さを見せつけられたが
コンテンツとしてはむしろ
笑い飛ばせるくらい下手だったほうがオチがついたかも

10キロ走を毎日しているのに
万歩計が8歩だったことがあったといのも謎
腹筋が6パックだったらしいが
これはベクトルとしてはサイコパスの特徴である自慢話と同方向?(笑)

DJ体験を受講したのも
「それくらい私ならできるっしょ、
だってアタマ出してつなげるだけでしょ?」という自信の表れか?
ただの好奇心か?
はたまた、DJ松永氏へのリスペクトを深めるためなのか?

彼女の一番の武器は声ぢゃないか説。
 外山恵理アナの、TBS感謝祭の何が面白いのかわからないというびっくり発言もあのカツオボイスのせいで一瞬にしてただの面白発言へと昇華していきました。
リカちゃんにしても
若村麻由美と
熊谷真美と
菅野美穂をたして
4で割ったような声と
あの口調とテンポ感は
たとえ身もふたもないコトを言っても
どこかとぼけた雰囲気をまとい
決して鋭利にはならないようです。

声とも関係あり案件でいうと、不意に飛び出すタメ口もおじさん転がしの必須アイテム。
 DJ松永さんの世界大会参加に際し、代打をつとめるR指定さんについて緊張するか世界観氏にきかれ、最終的に出たセリフが
「知らないね」
…ずきゅーん♥

運ももっている
ある日の「たまむすび」で
左利きの土屋レオ氏は
自動改札では
両腕を交差させるヘンシンポーズを強いられるなど
さんざん苦労してきたが
アップルウォッチの登場によりそれが解消され
逆に右利きのやつらがヘンシンしていて
ざまぁみろというハナシをしていたんだけど
そのすぐあとの
actionでは不満買取りサービスの話題から
偶然にも左利きのリスナーからの不満ネタメールが届き
右利きアップルウォッチ・ユーザーの幸坂さんは
コンビニ・改札でヘンシンしていることを告白
恐らくたまむすびは聴いていたんだろうが
そんな僥倖
彼女ってもってるよね~

なんだかんだいってパートナー陣は
幸坂さんにまいっている
羽田氏に至っては、ほぼほぼ「ほ」の字だ。
だって芥川賞作家のくせに
「今日の幸坂さんは夜の蝶のようだ」
なんて古くさい表現使うんだぜ

いちばんの幸坂ウォッチャー
武田砂鉄氏は
コロナ禍があけたら秋田まで取材にいって
幸坂理加のルーツを探ると宣言していた
是非、実現してほしいものだ

よくテレビに出ているタレントが
「どこを目指しているんだ」とツッコマれるシーンを目にするけど
大抵は
女優がネタ帳もってたとか
大して面白くないものだけど
女優のネタ帳より幸坂さんのZINEは気になる

砂鉄さんと木村元彦氏のトークイベントで
熱心にメモをとっていたというけど
身につけたい質問力とは、阿川佐和子さんの聴くチカラみたいなものなのか
もっとジャーナリスト寄りのものなのか?

とりあえずは
近いうちにアトロクにZINEをひっさげて
なぐりこんで欲しいものだ

【付記:「ZINE」とアフター6ジャンクションのあゆみ】
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↓幸坂さんがいちばん好きな映画だといって憚らない「キングスマン」。彼女はこのシーン、CGを使っていないと信じていたとか。宮藤官九郎さん、伊勢志摩さんといいった月曜レギュラー陣もこの作品のファンのようです。


とかなんとか
長々と書き綴ったものの
どうやら
深読みしすぎでしたぁ~
夢オチみたいな結末?
#FLOWERFOR...
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