偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

●佐野Rock攻略への道 第十回(MusiG#21分析)

2006年08月24日 02時46分06秒 | 佐野ROCK@MusiG

佐野ROCK

佐野ロック

佐野元春

Tシャツ

MusiG

山口智充


 これは、よみうりTVの深夜番組「MusiG」の中のコーナー、「佐野ROCK」の攻略法を模索する企みである。
 実際の放送を採譜(元春の言葉は音楽だ(笑))しながら、その傾向と対策を探っていく。
初の視聴者投稿のあった2006年6月14日放送分の第11回からの考察となるが、必要とあらばスタッフ作品にジャッジをくだしたそれ以前の放送内容も引用してみたい。

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■第21回

山口「…すー」
佐野「よろしくおねがいします」
山口「夏…は佐野さん海行かれたりっていうことは?」
佐野「冬よりは夏は好きですね」
山口「はー」
佐野「泳ぐのが好きですね」
山口「あっ、泳がれますか?」
佐野「はい」
山口「得意な…形は?」
佐野「えー…自由形」
(BGM:(ガラスのジェネレーション)Cut out)
山口「自由形っふふふふふ(笑)…(笑)くく佐野さん自由形っていう形があるんですか?(笑)」
佐野「ふっふっふっ(笑)まぁ、好き勝手に泳ぐという」
山口「(笑)…あー、もうオレ今この一言聞いただけで今日の収録いいや、もうオレ」

山口「えーこちら(咳払)きております(咳払)。…ペンネーム、しろさん」
佐野「うん」
山口「からのメールです。オリゴ糖」
(SE:ギター)
佐野「オリゴ糖…ですねー」
山口「はい、オリゴ糖に似た言葉で、俺、後藤」
(SE:ヤングブラッズイントロ)
佐野「うん…プッ(笑)うん、オリゴ糖でしょ?」
山口「オリゴ糖」
佐野「俺、後藤ね」
山口「俺、後藤」
佐野「う~ん……ま、これまででしたら」
山口「はい」
佐野「いいねって言いたいとこなんですけども」
山口「うーん」
佐野「だんだん今水準上がってきてますから」
山口「たしかにレベル高くなってますね~…視聴者のみなさんの…」
佐野「今やこれは普通ぐらいですね」
山口「うぉ~、そうか…」
佐野「ええ」
山口「逆に厳しくなってくるってことですね…オリゴ糖」
佐野「俺、後藤でしょ」
山口「俺、後藤」
佐野「うん、まぁ“ROCK”とはいえませんね」
山口「うはっはっはっはっはっはっはっはっはっ(笑)それ、佐野さん“ROCK”のレベルも上がってきてるってことですね」
佐野「そうです」
山口「…そうですね(笑)…わかりました、えー、しろさん残念でした、これね…、えー、ハルキさんからの…メールです」
佐野「はい」
山口「ポケットモンスター」
(SE:ギター)
山口「ポケットモンスターは…?」
佐野「知ってますよ」
山口「あ…」
佐野「はい」
山口「ポケットモンスターに似た言葉で…ぼけっとすんなー」
(SE:ヤングブラッズイントロ)

佐野「ふっふっふっ(笑)ポケットモンスター」
山口「はい」
佐野「ぼけっとすんなー…、悪くないよね」
山口「あ、はっはっはっ(笑)そうですか、ま、ポケモンですね?」
佐野「ぇえー」
山口「ええ」
佐野「…ぼけっとすんなー」
山口「ぼけっとすんなー…ポケットモンスター」
佐野「シンプルですよね?」
山口「シンプルですね~…サバっ!とこういう感じですね」
佐野「そうそう」
山口「勢いがありますからね」
佐野「万人に好まれる感じ?」
山口「おー」
佐野「ですかね?…ポケットモンスター」
山口「…これ万人に好まれ…ふっふっ(笑)…(笑)…ポケモンは、ま、かなり人気ありますよ」
佐野「ええ、」
山口「……ぼけっとすんな」
佐野「ぼけっとすんな…ポケットモンスター」
山口「はぁい」
佐野「ま、わかりやすい…という点で…これはROCKといっていいんじゃないでしょうか…」
山口「おおおぉぉぉ!」
(SE:サムデイ)

山口「えーハルキさ~ん、やりました~…ROCKということで~え~、こちらの佐野ROCK Tシャツを!…さしあげまーす…ありがとうございまーす……はーい」


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【今週の傾向と対策】
 先週はスペシャルでお休みだったので「Tシャツ攻略「●佐野ロックTシャツ不完全マニュアル」なんてので、茶を濁してみたが今週からまた再開。
 第九回の#19のまでは一の位がシンクロしてたのに、今週かせズレるのでなんかめんどくさい(苦笑)?

 さて、今週から元春の衣裳も夏っぽく胸の開いたシャツと白のスーツ。つまり4本くらい撮りの収録日が変わったということだ。
「もうオレ今この一言聞いただけで今日の収録いいや」
というグーチーのセリフからも、その1本目であることが伺える。

 で、
元春もなんか違う。なんかトークに慣れてきちゃった感じ。
いつもだったらメールのあとではいる「ちょっとまってね」というセリフもなくなった。
自分で喋りながら含み笑いしてるとこなんかからもリラックス感が伝わってくる。

 これから応募する人はこの微妙な変化を嗅ぎ取れ(笑)

 ひとつ目のネタは全体のレベルがあがった…という理由であえなく切り捨てられてしまったが、名前ネタというのは「どうにでもなる感」があるから、もともとハードルは高いといえる。
逆にいえば名前ネタでもうまい!と思わせるものができたら際だつかもしれない。

 まぁ、笑点ぢゃないから「うまい」ではなく「ROCK」じゃなきゃいけないんだけどね(笑)

 さて、ポケットモンスターのほうはハッキリいって字数なんか合ってやしないが、勢いがあるということでロック判定となった。(むしろパンクに近いな(笑))

 この勢いって半分はグーチーの“読み”に負うところが大きいと思うんだけど、ボキャブラの応募ネタや空耳アワーなんかもハッキリ言って、最後はVの出来がすべてだったりするからね。

 でもこっちはある程度、グーチーのノリを予測することで対応できる。

 次の収録日になったらまた変わってしまうかもしれないが、今日見た限りでは、指向はとりあえずヒップホップ系からドライブ感溢れるエイトビートなロック系へとシフトチェンジしたようだ。

 ロックにアップピッキングはいらねーぜ、オールダウンピッキングでダダダダダダダ…なんだぜい…みたいな。

 グーチーというロッカーに謳わせる歌詞を書く気分でネタを書け!…だ

 よく絵本は子供よりまず親に気に入ってもらわないと買ってもらえない、なんていうけど佐野ROCKはまずスタッフに選ばれて、次にグーチーに勢いよく読まれて…というプロセスをクリアーしなければならない。
 それ考えるといくらロックだドライブ感だっていったって、字余りなのばかはそうそう採用されねーと思うぜ。

 で、それらを踏まえた上で結論はといえば、いままで通りでいけ(笑)
でもロック通り越してパンクなのが思いついたら、それは脈あり…だ。
ボーイズ・ビー・シドビシャス!…がんばろうぜ!

(なんか今週は語調も8ビートになってしまった(笑))


→「佐野Rock攻略への道」バックナンバー



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■応募はこちらから
【go URL】-https://www.ytv.co.jp/musig/form/form.html
■過去のオンエアリスト
【go URL】-http://www.ytv.co.jp/musig/rock_bn.html

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