寓話やショートストーリーの定番で「3つの願いごと」というのがある。
多分、誰でも一度は考えたんぢゃないだろうか?
「なんで3つ目の願い事を、さらに3つの願い事…にしないのだろう」と
そうしない理由は至ってシンプル。
それだとハナシがつまんなくなるから。
ストーリーテリングの基本は登場人物に制約を課すことだ。
実社会とて「なんでもあり」というのは無秩序を意味するので「さらに3つの願い事」のようなものは許されないのが常だ。
ところがどっこいアメリカときたら「なんでもあり」が大好きだ。
大量破壊兵器の確証もなく爆弾落としまくるは、法的手続きすっとばしてビン・ラディン殺害するわ…と。
で、TPPときた。
農業という「目眩まし」でいままで隠されていた金融や医療、知的財産権などの分野のこともやっとテレビで話題にするようになった。
「心配するな、とりあえず『国民皆保険』は守られる」と言ってるけどかなり怪しい。
ISD条項(Investor State Dispute Settlement)というのがあるからだ。
「相手国に投資した企業が相手国の政策によって被害を被った場合世界銀行傘下の国際投資紛争仲裁センターに提訴できる。相手国で裁判は行わない。」
というものだ。
これぞまさに「さらに3つの願い事」のような魔法のルール、まさに百人マリオ状態。
立法権、つまりは国家主権を脅かすようなとんでもないオプションだ。
そーはいってもそんなアコギなことはしないだろうなんて安心してらんないぜ。
実際、NAFTA(北米自由貿易協定)ではカナダがこの条項によって多額の賠償を払わされた挙げ句に禁止成分の入った燃料の販売まで認めさせられた…っつーんだから。
だからアメリカの保険屋が
「なんか国民健康保険とかいっちゃって日本って国家が市場を独占しちゃってんだよね~、やめさしてくんないかなぁ」
と提訴したらと思うと恐ろしい。
二国間でなく他国が参加する協定だから他国と組んでアメリカに対峙すればいいって寝言を言ってる議員や学者がいるけど国民皆保険を実現してる国は日本だけだっつーの(苦笑)
そもそもTPPに参加する時点で日本は50以上の法律を変えなければならないそうだ。
農業にしたって自由貿易論者とかいう大学教授が「日本の農業を再生させるには競争がいちばんなんです!」と目をキラキラさせて言っていたけど競争ってさ、別に稽古つけてくれるわけぢゃなくって「勝ち負け」決める場なんだよね。…勝算ってあんまりないよね。原発事故のあとみたいに気が付いたら間に合わず首くくってたなんてことになってたらシャレんなんないよね。
某タレント・コメンテーターはその教授の論に「そうだよね。だからなんでギャーギーャー騒いでるのかわかんないよ」なんて同意してたっけ。
タレントに政治や経済についてコメントさせんのやめてくんないかなぁ。
そもそも自由貿易論って学問か?
ただのゾンビ・エコノミクスぢゃねーのか…っていう。
まぁ、消費者としては値段にごまかされず安全なものを求めるようにしましょう。
…でもムリかな…いまや輸入農産物にフツーに使われてる防かび剤ってさ、そもそも80年代にアメリカに押し切られて認可したもんなんだよね。それまでは日本では立派に毒物扱いだったもたものだ。
だからさっきの国民皆保険のことも、アメリカだったら別にISD条項がなくてもあの手この手でWTOとかに訴えてゴネるんだろうなとは思ったし、日本が相手だったら正面突破もラクショーっしょとナメられてるに違いないとも思った。
この条項は日本が途上国で商売したときに国ぐるみでズルされるのを防ぐ、つまり日本を守るための条項だなんてまた寝言が聞こえてきた。
参加国のGDPベースでいったら日本とアメリカで9割占めてるっつーの。
なんかCO2削減目標のこと思い出すな。日本が25%削減したとしてももともと日本の排出量は先進国の中で低いから屁のつっぱりにもならないっていう。
割合っていえば日本って実は輸出依存度は15%くらいなんだってね。
まぁ15%が全滅したらけっこうな打撃だろうけど15%の少数派のくせに政治を牛耳ってるってのもヘンなハナシだ。負けても五輪代表になったヤワラちゃんとかね。
クルマと家電に限ったらその比率はさらに低いんだろうに。
家電が韓国に負けているのは円高、ウォン安が主な要因だし、そもそも対アジアの輸出では商品企画の段階で負けているんだそうだ。韓国の家電はムダな機能をとっぱらって安く安くあげるという。
思えばむかしのCDラジカセの時代ですでに説明書の半分以上は読まずに終わってたもんな。自動なんとか機能だとかなんとか…。
若者よ、その調子でどんどんクルマ離れしろ(笑)交通事故の死亡者が減るのはいいことだ。
未来予想
TPP以後の日本人は化学物質に汚染され、さらには金持ちしか医療が受けられなくなり平均寿命は著しく短くなりそうだ。
まさに原発事故のあとにやってきたセカンドインパクト。
そうか、あのトモダチ作戦の正体はフレネミー作戦だったんだな…
多分、誰でも一度は考えたんぢゃないだろうか?
「なんで3つ目の願い事を、さらに3つの願い事…にしないのだろう」と
そうしない理由は至ってシンプル。
それだとハナシがつまんなくなるから。
ストーリーテリングの基本は登場人物に制約を課すことだ。
実社会とて「なんでもあり」というのは無秩序を意味するので「さらに3つの願い事」のようなものは許されないのが常だ。
ところがどっこいアメリカときたら「なんでもあり」が大好きだ。
大量破壊兵器の確証もなく爆弾落としまくるは、法的手続きすっとばしてビン・ラディン殺害するわ…と。
で、TPPときた。
農業という「目眩まし」でいままで隠されていた金融や医療、知的財産権などの分野のこともやっとテレビで話題にするようになった。
「心配するな、とりあえず『国民皆保険』は守られる」と言ってるけどかなり怪しい。
ISD条項(Investor State Dispute Settlement)というのがあるからだ。
「相手国に投資した企業が相手国の政策によって被害を被った場合世界銀行傘下の国際投資紛争仲裁センターに提訴できる。相手国で裁判は行わない。」
というものだ。
これぞまさに「さらに3つの願い事」のような魔法のルール、まさに百人マリオ状態。
立法権、つまりは国家主権を脅かすようなとんでもないオプションだ。
そーはいってもそんなアコギなことはしないだろうなんて安心してらんないぜ。
実際、NAFTA(北米自由貿易協定)ではカナダがこの条項によって多額の賠償を払わされた挙げ句に禁止成分の入った燃料の販売まで認めさせられた…っつーんだから。
だからアメリカの保険屋が
「なんか国民健康保険とかいっちゃって日本って国家が市場を独占しちゃってんだよね~、やめさしてくんないかなぁ」
と提訴したらと思うと恐ろしい。
二国間でなく他国が参加する協定だから他国と組んでアメリカに対峙すればいいって寝言を言ってる議員や学者がいるけど国民皆保険を実現してる国は日本だけだっつーの(苦笑)
そもそもTPPに参加する時点で日本は50以上の法律を変えなければならないそうだ。
農業にしたって自由貿易論者とかいう大学教授が「日本の農業を再生させるには競争がいちばんなんです!」と目をキラキラさせて言っていたけど競争ってさ、別に稽古つけてくれるわけぢゃなくって「勝ち負け」決める場なんだよね。…勝算ってあんまりないよね。原発事故のあとみたいに気が付いたら間に合わず首くくってたなんてことになってたらシャレんなんないよね。
某タレント・コメンテーターはその教授の論に「そうだよね。だからなんでギャーギーャー騒いでるのかわかんないよ」なんて同意してたっけ。
タレントに政治や経済についてコメントさせんのやめてくんないかなぁ。
そもそも自由貿易論って学問か?
ただのゾンビ・エコノミクスぢゃねーのか…っていう。
まぁ、消費者としては値段にごまかされず安全なものを求めるようにしましょう。
…でもムリかな…いまや輸入農産物にフツーに使われてる防かび剤ってさ、そもそも80年代にアメリカに押し切られて認可したもんなんだよね。それまでは日本では立派に毒物扱いだったもたものだ。
だからさっきの国民皆保険のことも、アメリカだったら別にISD条項がなくてもあの手この手でWTOとかに訴えてゴネるんだろうなとは思ったし、日本が相手だったら正面突破もラクショーっしょとナメられてるに違いないとも思った。
この条項は日本が途上国で商売したときに国ぐるみでズルされるのを防ぐ、つまり日本を守るための条項だなんてまた寝言が聞こえてきた。
参加国のGDPベースでいったら日本とアメリカで9割占めてるっつーの。
なんかCO2削減目標のこと思い出すな。日本が25%削減したとしてももともと日本の排出量は先進国の中で低いから屁のつっぱりにもならないっていう。
割合っていえば日本って実は輸出依存度は15%くらいなんだってね。
まぁ15%が全滅したらけっこうな打撃だろうけど15%の少数派のくせに政治を牛耳ってるってのもヘンなハナシだ。負けても五輪代表になったヤワラちゃんとかね。
クルマと家電に限ったらその比率はさらに低いんだろうに。
家電が韓国に負けているのは円高、ウォン安が主な要因だし、そもそも対アジアの輸出では商品企画の段階で負けているんだそうだ。韓国の家電はムダな機能をとっぱらって安く安くあげるという。
思えばむかしのCDラジカセの時代ですでに説明書の半分以上は読まずに終わってたもんな。自動なんとか機能だとかなんとか…。
若者よ、その調子でどんどんクルマ離れしろ(笑)交通事故の死亡者が減るのはいいことだ。
未来予想
TPP以後の日本人は化学物質に汚染され、さらには金持ちしか医療が受けられなくなり平均寿命は著しく短くなりそうだ。
まさに原発事故のあとにやってきたセカンドインパクト。
そうか、あのトモダチ作戦の正体はフレネミー作戦だったんだな…
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