フィンランドの首都ヘルシンキ(HELSINKI)の北約100Kmの都市、LAHTI(ラハティ)のメーカー Haganol(ハガノル)のサルミアッキのご紹介である。
ちなみに LAHTI には3本の大きなスキージャンプ台があり、街のシンボルとなっている。私もスキー大会を見に通った経験があり、スキー競技の街という認識が強い。
同じメーカーの製品(S-009 Haganol Perinteinen SALMIAKKI)を過去に紹介してるが、今度の一品は APTEEKIN という言葉がキーワードである。APTEEKINとは「薬局の」という意味である。つまりこれは、フィンランドの薬局で販売されているサルミアッキなのである。
といっても、これは薬品ではない。いわゆる「医薬部外品」で処方箋がなくても購入が可能である。
この一品は、先月(5月)日本に観光旅行に訪れたフィンランド人Vさん、Lさんから、東京案内した折にお礼として頂いたものである。パッケージ自体は既に、当ブログの「サルミアッキのある風景 東京を案内する」でデビュー済みである。改めて謝意を述べたい。Kiitoksia paljon!
パッケージは、小振りで縦5cm、幅5cm、厚さ1cmで、S-009 Haganol Perinteinen SALMIAKKI と同寸法。
サルミアッキの形状は菱形で 1.5cm × 1cm。
写真でお分かりのように粒がくっ付きあってしまっている。これは、日本の湿気と気温の影響である。箱を開けた当初は何でもなかったのだが、東京案内をしているうちに次第くっ付き始めてしまった。保管には注意が必要である。
これは余談であるが、私の持っている英・芬・英辞書(Nokiaの携帯に搭載して使用中。価格なんと5ドル!)に salmiakkikuvio という語があって、その意に diamond と出てきた。“?”と思いながら、kuvio をさらに引いてみたら、design,pattern,figure...などと出てきた。ということで、salmiakkikuvio はサルミアッキの形状を表す語で、diamond は宝石のダイアモンドでなく、菱(ひし)形を表す語であった。ということでサルミアッキの形は菱形が伝統的な形状なのである。
【テイスティング】
味自体は、S-009 Haganol Perinteinen SALMIAKKI とほぼ同じ。
塩気、甘草(リコリス)の風味、ほのかなアンモニア臭で、サルミアッキの伝統的な要素を備えている。
上の写真は、Haganol社のウェブ・サイトの一部をキャプチャーしたものであるが、3つ製品が紹介されている。
15g入りパッケージ、15g×6個入り化粧箱、そして新製品のサルミアッキ・シロップ500ml?である。
シロップと書いたのは、アルコールが入っていないからだ。興味津々である。
同サイトでは、サルミアッキを使った各種レシピが紹介されているので、参考にして頂きたい。
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フィンランドの日照時間ウォッチング(注:晴れた場合を想定)
2006年6月06日(火)
場 所 | 日の出 | 日の入り | 日の長さ |
UTSJOKI ウツヨキ フィンランド北端部 | なし | なし | 24時間00分 |
ROVANIEMI ロヴァニエミ 北極圏から南8Kmラップランド最大の都市 | 01時43分 | なし | 24時間00分 |
HELSINKI ヘルシンキ フィンランド南端部 | 04時03分 | 22時37分 | 18時間34分 |
※上記の時間は、FINIISH METEOROGICAL INSTITUTE のデータを基に作成致しました。
ということで、ロヴァニエミもいよいよ、完全な白夜のシーズンに突入である。
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