平成23年度小学生名人戦岐阜県大会(兼東日本大会代表予選)と小学生将棋大会(於:各務原産業文化センター)の結果
◎名人戦の部(参加者9名)
優勝 宮嶋健太君 2位 三輪優斗君 3位 野崎竜成君
○小学生高学年の部(後日記載 …写真取り忘れてましたorz)
○小学生低学年の部(参加者名)
優勝 杉田雅敏君 2位 田口稜真君 3位 井原諒太君
☆高山教室関係分
名人戦の部 田中優月君・村中洸太君2勝2敗 小畑諒晟君1勝3敗 住大輝君4敗
低学年の部 落合凜君4勝1敗 鷹野碧大君2勝3敗
<観戦しての感想>
名人戦の部は9名の参加者でしたが、どの将棋も力の入った熱戦でした。 最後は3連勝同士の宮嶋君と三輪君という全国大会でも活躍した2人の決勝戦となりました。
先手の宮嶋君の藤井式片矢倉(7八玉ー6八金)からの素早い仕掛けに、三輪君が受けに回るという将棋になりましたが、終始攻め続けた宮嶋君に凱歌が上がりました。
宮嶋君は、これまでの中~終盤の強さに、序盤の作戦(戦術)も磨かれてきたように思えます。東日本大会での活躍を期待したいと思います。(全国大会出場までがんばってほしいです。) 三輪君は決勝戦は残念でしたが、大会ごとに戦型(今日はノーマル振り飛車)を決めて向かう姿勢には感心しています。
3位争いでは、最終戦2勝1敗の伊藤優君が勝てばスンナリ決まる所でしたが、田中(優)君が年長者の意地(?)で延々と続いた玉頭戦を制したために、2勝2敗者が5人という状況に。勝ち数計算で野崎君が3位に入りました。
高学年の部・低学年の部については参加者が多く、また進行も早く(低学年の部は午後1時に、高学年の部も2時前には終了)全てをカバーすることはできませんでしたが、入賞する子たちは比較的落ち着いてしっかりした将棋を指している子たちでした。 広く楽しむ層の大会としては良かったと思います。
高山勢の子どもたちについては、少し安易な将棋が多かったと思います。やはり相手も必死に考えて指してくるのですから、もう少し時間の使い方を考えて欲しいということと、普段の日曜教室でも今日のような緊迫した終盤の将棋を指すことを心がけて欲しいと思います。
来週は支部対抗戦と、大会が続きますが、風邪などに注意しつつ、出場する会員は1週間を考えながら過ごしてください。