昨日は会社で使ってるインターネット用の専用線の切替工事があった。
システムとは全く関係の無い工事だったんだけど、先方のN○Tが宇宙語で話をしてくるので、
こちらも宇宙語が分かる人に応援要請した。
うちの会社の基幹システムは外部のコンピュータ会社へお願いしてるの。
以前うちは手書きのFAXや専用伝票的なもので処理をしていたのだけど、ネットの環境を使った
システムを構築したのが10年以上前。
業界では珍しいことで、当時は結構話題になったらしい。
さすがはアイデアマンの我が上司
当時を知る人に話こんなを聞いたことがあった。
windows95が全盛期だった頃に、これからはシステムで受発注を管理する時代だと言い出した上司。
役員達は先見の明があったのだろう、新しい試み(アイデア)を推進するようにと即決だったらしい。
上司はパソコンの知識が豊富な訳でもないのだけど、どこかで仕入れてきた情報を元に、こんなことを
システム化したいと主要な仕入先と取引先に説明したらしい。
今ほどパソコンや回線が普及してない時代にそんな説明をしても、みんなちんぷんかんぷんで
上司はどうしちゃったんだろうとまで思われたらしい
外注のコンピュータ会社とがっぷり四つに組んで作り上げたシステムは、今になってみんなに
評価されるている。
できる限り社内での処理を抑えたシステムが構築されたことで、少人数で業務をこなすことができる。
人間に頼ることを最小限にすることでヒューマンエラーを防ぐのもひとつの目的。
私はこのシステムを外部から使う人だった。
なかなかシステムが軌道に乗らず、当時いた事務員さんと一緒に残業したり、ルーティーンを
考えたりした。
使う側としての意見やアイデアを求められたのだ。
それから何年かして、介護保険が始まった為に介護保険に対応できるシステムの構築が必要となった。
畑違いの部署でお気楽パートさんだった私がうちの会社に呼ばれたのは、そんな時。
別にシステムの知識がある訳ではないし、特殊な技能や資格がある訳でもないのに
最初の打ち合わせでは、先方の放つ単語の意味すら理解できずこんなんでやっていけるのだろうか
と本気で心配した。
システムエンジニアリングのSさんはとっても良い人で、最初の開発からず~っと今でもうちの担当さん。
ど素人の私に分かるように噛み砕いて説明してくれて、私のばかみたいな質問に一生懸命答えてくれた。
Sさんのお陰で無事完成したシステムは、またまた一時期話題になり、特許を申請するのとか
パッケージにして販売するだとか、夢みたいな話が出るほどの状態に
実際売り込みのプレゼンをしたんだけど、仕様がちょっと難しくて実現はしなかったんだけどね
自己の仕事を何とか減らす為に、独学で勉強し宇宙語もだいぶ理解できるようになった。
頼むほうにもある程度の理解がないと良いものができないし、効率がなんとも悪い。
Sさんもとても親切に協力してくれた。
出向かなくてはにっちさっちもいかなかった作業が、私がSさんの言葉を理解することで、電話での
遠隔操作が可能になるんだもんね。
しかし、今回はちょいと違う惑星から来た人のようだ
N○T星人は私の分からない単語を繰り出し攻撃してくる。
Sさんを盾に逃げ惑う私
私の理解度のアップに伴い、Sさんの登場頻度がダウンする。
そこまで踏み込んで理解してしまったら、Sさんにお願いすることがまた減っちゃう。
それだけは絶対阻止しなければ
だからネットワーク関係には手を触れず、あほ丸出しの顔で視線を彷徨わせてみる
私が全幅の信頼を寄せるSさんには申し訳ないが、私がいる限りこのままお付き合いいただこう
物が売れる理由も
文明が発展していく理由も
人の心ありき ですわね☆
作る人だったりの心意気だったりするのかも。
互いに知恵を出し合い良いシステムを構築できたからこそ、評価され
使ってくれる人がいるんだもんねぇ~