最近本屋さんでやたらと目に付く和田はつ子著の本。
裏書を読むと私好みっぽい江戸ものの人情話っぽい感じ
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早速「雛の鮨」を1冊買って読んでみた。
【あらすじ】
日本橋にある料理屋「塩梅屋」の使用人・季蔵が、刀を持つ手を包丁に替えてから五年が過ぎた。
料理人としての腕も上がってきたそんなある日、主人の長次郎が大川端に浮かんだ。
奉行所は自殺ですまそうとするが、それに納得しない季蔵と長次郎の娘・おき玖は、下手人を上げる
決意をするが…。
主人の秘密が明らかにされる表題作他、江戸の四季を舞台に季蔵がさまざまな事件に立ち向かう全四篇。
粋でいなせな捕物帖シリーズ、遂に登場。
切なくもあり、じ~んと暖かくなるようなお話。
江戸時代の身分制度故にやるせないことも多い。
スカッと解決って訳にはなかなかいかないんだけど、主人公を取巻く心温かい人々の気遣いが
読み手にも伝わってくるような感じ。
シリーズで何冊か出ているようなので、しばらく読んでみようっと
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![]() | 雛の鮨―料理人季蔵捕物控 (時代小説文庫) |
和田 はつ子 | |
角川春樹事務所 |
現代推理ものは殺人と血が出てくる読み物で
人情ものは江戸に行くのね(笑)
私は可能ならば
着物で暮らしたい人で
日々薪で火をたいて料理を作ったりしてみたいなぁって文化が好きだよぉ
現代ものと違うのは必殺仕事人のような
どうしようもない悪を倒す人がいたりする
ところかなぁ~
江戸物は事件を追うだけじゃなくって
その時代の所作や風景やお料理なんかが
とっても私の妄想を掻き立てるから
好きなのかも
着物や薪は面倒だろうけど、そこにしか
ない良さがやっぱりあるよねぇ~