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猿の惑星:創世記(ジェネシス)♪

2011年10月22日 | 映画レビュー

 

ご無沙汰続きの映画へやっとこさ行けそうだったので、どうしても見逃せない『猿の惑星:創世記』

今までの猿の惑星の原点となる部分が解明されるとあって絶対見たかったのだ



映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』 - シネマトゥデイ

【あらすじ】

現代のサンフランシスコ。

高い知能を持つ猿のシーザーは人類に裏切られ、自分の仲間である猿を率い、

自由のために人類との戦いに向けて立ち上がることに。

人類のごう慢さが、猿の知能を発達させてしまう要因となり、人類にとって最大の危機を

巻き起こしていく。

映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』予告編

 

とっても身につまされてしまった

以下ネタバレしますのでご注意を

会社の為でもなく、出世の為でもなく、自分の為でもなく、ただただ大好きな父親の為にと

認知症の新薬を開発しただけなのに。

肉親の自我が崩壊していく姿を近くで看るのはとても辛いし、本人も苦しそうなのでなんとか

助けてあげたい気持ちは痛いほど良く分かる。

病気や寿命に逆らってしまうようなことは、人間が踏み込んではいけない領域なのかも知れない。

でも自分に大切な人の病を治すなんらかの方法があったとしたら、一線を越えても縋るだろう。

他の動物を犠牲の上に立つ人間とはなんと罪深いものだと痛烈に感じた。

 

だからって動物実験反対や治験反対とは言えない。

その犠牲の上で助かる人もいっぱいいるし、薬の恩恵にも預かって生きている。

根本的な大きな矛盾。

多数の生命の犠牲の上に自分の命が成り立っているのだと言うことを念頭に置き、精一杯

生命を全うすることしかできない無力な私。

そんな生を考えさせられる映画でした

映画

 


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