今回の遺棄事件を受けて、元飼い主であるTさんは、飼い主としての自覚が薄く、沢山いすぎて管理できない、一緒に寝ていたけど、野良猫のように外へ自由にしていたら子猫を連れ帰るようになってきた。
7年間の間に、ものすごい数のねこたちが産まれては散りを繰り返したようでした。
東京のボランティアさまに5匹搬送し、その後にお近くの富谷市で張り紙をみて20年のベテランボランティアさまが強く名乗り出て下さり3匹をほとんどその方の自費でやりますと一時預かりされ、そして我が家で3匹と空き家にいた11匹のねこたちは全頭保護できました。
しかし、11頭目を保護した日に近くの大木がものすごい風でガサガサと揺れだすと、2匹の成猫が現れました。
まるでよろしくねと挨拶に出てきたようななんとも幻想的な感じがしました。
その後は姿は現さず、空き家にも猫の気配はなくなりました。
ただ餌のお皿が次の日に行きますと空になっているために引き続き餌やりはしています。
今後は、TNR にきりかえて、春先に子猫が生まれないように努力していきたいです。
今までの猫活動や今回の遺棄事件のことで、議員さんに相談してきました。
正直行動をうつすのに勇気を振り絞り、1年以上かかりました。
しかし、それは思考の魔術のようなもので、恐れを振り払い、えいと動くと全然簡単だったということが今までも多く感じます。
議員さんは、若く綺麗な女性の方で、宮城県が猫のことで遅れている、あまりサポートがなくボランティアさんや住人の負担が抱えきれなく皆が困っているということをわかって頂きました。
そして長期的にこの猫の問題を良い方向になるように一緒に頑張っていきましょうと言われました。
議員さんのお宅の帰り道、富谷市の一時預かりさんから、職場とかかりつけ病院の看護婦さんに2匹里親が決まりました!と嬉しい連絡が入りました。
その方は、こちらからは特に何にもしないでただ預かってほしいとお願いをしていただけなのに、
ガン末期の先住猫を毎日のように動物病院に通いながら、
3匹の猫の、ウイルス検査、便検査、爪切りや4種類ワクチン、避妊手術までを全て自費で行い、
診察室で、子猫をおさえていて手をかまれご自分の手の消毒や治療に通いながら、(その手はグローブのように腫れ上がってしまいました)会う人会う人に猫の話をして、ついにかかりつけの手の治療に通っている病院の看護婦さんが里親さんになって下さったそうです。
怪我をしたから、里親さんに出会えたと全て感謝されていました。
猫活動には、精霊さんや猫神様がサポートに入るときくことがあります。
その方をみていて感じるのは、行動力がすごいのです。
そしてすぐに次々動いて、それと同時に奇跡もおきます。
ワクチン代金は全て無料となったそうです。全て自費でやりますというその方に奇跡が起きたのだと思います。
東京のボランティアさまと一緒に動いているAさんも、ものすごい行動力でまぶしすぎました。
私より100倍パワーがあり、猫ファースト、猫神様が入られたその方は、神々しく恐れ入りました。
東京のボランティアさまとお電話していても、いつも捕獲をされ、次々と現場が出てきてものすごいご活躍のようです。
とにかく猫のことで動いているのです。
私も地道に参ります。
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