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レジー・ジョンソン

2019-02-05 14:13:36 | 日記

主に90年代に活躍しミドル、ライトヘビーの2階級を制した

アメリカのボクサー。

初めてジョンソンのことを知ったのはボクシングマガジンで

紹介されていた記事を読んだ時。

まだ世界王者になる前、ミドル級ランキングを上昇中の頃

だった。

ジュニアミドル級ではウェートが苦しくてミドル級に上げた

と書いてあり、身長180もないのに何故だろうと思ったものだ。

アメリカでは日本人ほどシビアにウェートを考えてないのを

当時の自分はまだわからなかった。

ジェームス・トニーに世界初挑戦した試合はよく覚えている。

ダウンを奪い王者を苦しめるも結果は判定負け。

仰向けに倒れ込み頭を抱えてショックを隠さないジョンソン

だったが、ダウンを奪って以降の消極的な戦いぶりを考えると

仕方なかったと思う。

その後スティーブ・コリンズと決定戦を行い念願の王者になるも

4度目の防衛戦で曲者デビッド・ジャクソンに負け陥落。

その後はホルへ・カストロに2度も負けたりといいところなし。

タフでパンチはあるが不器用なカストロに2度も負けるなんて、

試合は見たことないがよほど相性が悪かったのだろうか。

トニー戦を知っている自分には、ジャクソンやカストロに負ける

ような選手には思えないのだ。

サウスポースタイルからシャープなパンチを繰り出し、防御感が

よくトニーでさえパンチを当てるのに苦労していた。

それでもう終わったと思っていたら1998年、スーパーミドル

を飛び越えライトヘビー級タイトルに挑戦し王座を奪取してしまう

のだからわからない。

このタイトルは結局スーパスター、ロイ・ジョーンズに敗れ失うが

身長170センチ台の体格でよくライトヘビー級で戦ったものだと

驚かされる。

最後は2008年に引退してるから40歳!くらいまで現役を

続けたことになる。

消極的なトニー戦と気の弱そうな風貌から、まさかここまでの

戦績を残すとは思ってもみなかった。