ホセルイスロペスのことは以前にもブログで
少し書いたことがある。
1級の実力を持ちながらマイナー団体WBOの
王者という肩書きで終わってしまった90年代
に活動したメキシコのウェルター級ボクサー。
鋭いジャブから右ストレートを打ち下ろし、強烈
な左アッパーを突き上げるコンビネーションが
強く印象に残っている。
ロペスと対戦して完敗した同じメキシコの雄、
ヨリボーイカンパスが回想していた記事を見て
自分もまた思い出してしまった。
アイククオーティ、ジェイムスペイジからダウン
を奪いながらタイトルに届かなかった試合は何度
見ても残念に思うが、いいパンチが当たると積極的
にいくが当たらないと相手が弱気になっているにも
かかわらず前に出ようとしないロペスの戦い方には
問題があると思う。
フェリックストリニダードやデラホーヤと対戦して
いたら当時のボクシング界はどうなっていただろう
と考えずにはいられない。