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無名のマエストロ

2019-08-05 16:37:39 | 日記

ホセルイスロペスのことは以前にもブログで

少し書いたことがある。

1級の実力を持ちながらマイナー団体WBOの

王者という肩書きで終わってしまった90年代

に活動したメキシコのウェルター級ボクサー。

鋭いジャブから右ストレートを打ち下ろし、強烈

な左アッパーを突き上げるコンビネーションが

強く印象に残っている。

ロペスと対戦して完敗した同じメキシコの雄、

ヨリボーイカンパスが回想していた記事を見て

自分もまた思い出してしまった。

アイククオーティ、ジェイムスペイジからダウン

を奪いながらタイトルに届かなかった試合は何度

見ても残念に思うが、いいパンチが当たると積極的

にいくが当たらないと相手が弱気になっているにも

かかわらず前に出ようとしないロペスの戦い方には

問題があると思う。

フェリックストリニダードやデラホーヤと対戦して

いたら当時のボクシング界はどうなっていただろう

と考えずにはいられない。