世界王者にはなれなかったけど、自分にとっては
マイク・タイソンと2度の激闘を演じた試合が
印象深いヘビー級ボクサーです。
アッパーともフックともとれる、左のパンチが
得意でどの試合でも連発していました。
パンチの出し方も独特でした。
両腕を体の前に置き、後ろに引かずにそのまま
構えた所からパンチを繰り出していました。
ああいう打ち方は東洋人には出来ないでしょうね。
黒人だってごく一部の人に限られるでしょう。
きっと持って生まれたものです。
マービンハグラーと死闘を演じたジョン・ムガビが
そうだったように思います。
ラドックと戦った時のタイソンは、ケビン・ルーニーと
既に別れていてボクシングを崩していたと思いますが、
それでもまだ第一線級の実力を保持していました。
そのタイソンに対してラドックは2試合とも真っ向から
打ち合っていました。
まあ、彼が防御をあまり知らなかったのかもしれません。
先に自分のパンチが当たりさえすれば、試合を終わらす
ことができたのでしょうから。
タイソン戦で名を馳せましたが、その後はレノックス・
ルイスに完敗し、トミー・モリソンにも負けてしまい
ました。
モリソンに負けるような選手ではないと思うのですが、
油断していたのでしょうかね。
すごく楽観的な性格そうだし。(←全くの自分の独断偏見)
50歳を過ぎてカムバックしていたことを知り、ビックリ!