過去世を思い出すとき、
私はビジョンという形でふっと奥底から湧き上がるように映像を垣間見ます。
ほんの瞬間、1秒にもみたない映像です。
今回はそれらとはまた違った、幼少期の記憶のことを書いてみたいなと思います。
子供のころとても楽しい思い出を持っていました。
おそらく3歳か4歳頃、その楽しい思い出を懐かしく心に抱いていました。
あの時は本当に楽しかった。
その楽しかったころの記憶は断片なのですが。
当時仲良かった子供たち5~6人くらいで、山(森かな?)で遊んでいました。
夕方になって日が暮れてきたので、
お友達のおじいちゃんが私たちを迎えに来てくれました。
まだ子供だけでは遊べない小さな孫の手を引き、赤ちゃんをおんぶして。
坂道の上の方から私たちに呼びかけるおじいちゃんに気付き、
みんなでわーって駆け寄っていく…
そんな光景です。
その時に限らず、おそらくお友達と山を駆け回って遊ぶのがとても楽しかったのだろうと思います。
幼少期(今世の)は、自分のお父さんとお母さんが実は本当の父母ではなく、
別に本当のお父さんお母さんがいたらいいなと思っていました。
父と母が嫌というわけではないんですが、別な父と母に憧れていました。
でも、それはあり得ない事なのだ、と納得もしていました。
ほんの3~4歳の子と思いがちですけれど、案外大人な気がしますね、考えていることは。
時々その山で遊んだ思い出を懐かしく思い出していたので、
小学生になってからでも鮮明に覚えていました。
小学生の中学年くらいでしょうか?
私は田んぼのあぜ道を通りながらお友達とタニシをとっていました。
ふとまた楽しかったあの時の光景を思い出したんです。
光景が似ていたからだと思います。
でも…あれ?そういえばあの時、私もおじいちゃんもみんな着物を着ていた。
それにあの子たちは知らないし、あんなおじいちゃんも知り合いにはいないな。
私はその時、あれは記憶違いなんだろう、と思い直しました。
つい数年前、田んぼを眺めながら散歩していた時、またあの時のことを思い出しました。
いや、確かにあの記憶は私のもので、現在の私と地続きのように私として経験している。
そう感じました。
自分の記憶と体験ですから、間違いようがないです。
面白いなと思ったのが、
当時3~4歳の時に懐かしんでいた私(過去世の自分)が5歳くらいだったということです。
小さな子供なのでそこには気づいていませんでしたね、
大人になってから気付きました。
小学生になって少し知恵がついてくると、
そんなわけないやって子供ながらに捉えなおしてしまうものなんだな…
とも思いましたね。
前世も日本に生まれた、というのが少し腑に落ちない気もするのですが…
無数にある記憶の中で今の自分に近い過去世を思い出してた、
ということかもしれないです。
小さい頃の記憶しかないということは、
もしかすると早くに前世を終えてまた日本に転生したのかもしれません。
そのあたりは想像でしかないですけどね。
この過去世は本当に記憶として持っている物ですが、
最初に書いたように、後から見た光景がほとんどです。
そのうちのいくつかをまた書いておきたいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます