雑記帳(仮)

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紙紐で編みスリッパ

2021-10-24 18:35:24 | 日記
板床がかなり冷たくなってきたので、紙紐でスリッパを編んだ。
去年は麻紐で編んだ。
麻紐は意外と編みやすく、目論見通り暖かく通気性放湿性も抜群で、氷のような冷たい床から冷え性の私の足を保護してくれた。
しかし、その麻紐はジュート?というやつで毛羽立ちが物凄く、扱いに多少気を付けねばならなかった。
その前は余っていた断熱シートで作成した。
しかし、断熱シートは保温性は抜群だが、通気性や放湿性とは無縁な代物で、足裏に汗をかきやすい私の足では長時間は使えなかった。
それまでは市販のスリッパを使っていたが、やはり足裏に汗をかきやすい私の足ではすぐに靴下が湿ってしまい、それが汗冷えの原因となって、足の冷えを加速させた。
そんなこんなで、今年は紙紐を試してみることにしたのだが、通販で買った紙紐は色々失敗した。


↓ちなみに家にあった普通?の紙紐。


まず、予想よりも太く編みづらいうえ、余り細かく編めず、やむなく編み目が大きくなってしまった。
あと種類が湿気に強いタイプであったため、お値段がやや高く付いてしまったようだ。
表示の『4×350』を350mを4個だと思っていたら、どうやら太さ×長さだったようで、いやぁなんか変だなとは思っていたんだが、誤変換か何かだろうとあまり気にしないでいた。
4個でこの長さをこの値段なら安いなーなんて思っていたら大間違い。
普段紙紐なんて滅多に買わないし買ってもいつも安いやつしか買わなかったから、紙紐に色以外の種類がそんなにあるなんて思ってもいなかったからすっかり間違えてしまった。
だがまあ良い勉強にはなった。
勉強代としてはだいぶ安い方だろう。

返品は面倒だったし、悩んだが結局これを使うことにした。
しかしその頃はまだ暖かく、ミシンカバーの方に集中していたかったので、少しだけやって、そのまま後回しにしていた。
今回の休みもミシンカバーを進めたかったのだが、足の冷えには敵わない。

編むと言っても鎖編みしか出来ないので見栄えは良くないが、自分で使う物なので用を成していれば問題無い。
今回はこの方法でやってみた。
まずは二枚、足幅に、それを長く編む。
裏はこんな感じ。

うっかり幅が片方狭くなってしまったので継ぎ足す。
継ぎ足しが容易なのは編み物の大きな利点だ。

これをやや半分に折って編み合わせる。

実際にはもう少し茶色なのだが、この画像の色合いではどうにも蕎麦の塊にしか見えない。

横を塞ぐパーツを編み、それを本体に編み合わせ、足りない部分を継ぎ足し形を整える。
全体的に形を整えとりあえず完成。

しかし履いてみると何故か片方がすぐ脱げるうえ、踵がやや出る。
仕方ないので、紐を通して厚みを調整。
紐を通して縛ってあるだけなので、今後も調整可能。
んん、素晴らしいね。
見た目はどうにも歪だが。
おまけに画像だとどうしても蕎麦の塊にしか見えない。
ちょっとキモイ。
まあ去年初めて編んだ麻紐スリッパよりかは遥かにマシな見た目だから、まあいいか。
それなりの成長?にちょっと嬉しくなる。
長さはほんのちょっとの不足なので気にしないことにした。
どうせこの冬だけの使い捨てなので、用を成しているのならば問題無い。
これ以上は切りが無い。
歪が加速してしまう。
あとは足汗体質との相性。
上手く合えばいいな。

あとは作業用の折り畳み式編み座布団も編むつもりだったのだが、面倒臭い。
これもまたこの冬だけの使い捨てなので、段ボールで代用するか迷う。