2003年公開、アメリカ映画。クエンティン・タランティーノ監督。
ハードバイオレンス・アクション映画(R-15指定、残酷描写あり)。私見では悪ノリ・アクション・エンターテインメントと言えるかなと。又、私見ではユマ・サーマンの活躍活劇を見るための映画かなと思ってます。ユマ・サーマンとクセの強い相手との対決や、やり取りが面白い。
『Vol.1 』は日本映画、香港映画等へのオマージュが込められているようです。ブルース・リーの黄色のジャージを着て大暴れ。
ビル(デビッド・キャラダイン)率いる殺し屋集団にいたザ・ブライド / ベアトリクス・キドー(ユマ・サーマン)は、恋人でもあるビルの子を宿した事を機に、ビルから密かに離れ一般人の恋人と結婚しようとする。裏切られたと思ったビルは、式のリハーサルの最中、配下の殺し屋オーレン・イシイ(ルーシー・リュー)、エル・ドライバー (ダリル・ハンナ)、ヴァニータ・グリーン(ヴィヴィカ・A・フォックス)、バド(マイケル・マドセン)に婚約者と同席者を殺害させる。
瀕死の重傷を負い、4年間の昏睡状態から覚めたザ・ブライドは何とか病院から抜け出し、ビルと配下の殺し屋達との対決に向かう。
ザ・ブライドの主な武器は、パイ・メイ(ゴードン・ラウ)の元で修業した拳法、ビルから受けたと思われる殺しのテクニック。そして、服部半蔵(千葉真一)が丹精込めて作った大事な刀は当然機内にも持ち込めます。
日本と香港、そしてアメリカ映画の合作かと思えるような、タランティーノのお気に入り映画を集めてタランティーノ風味に炸裂させたと思える映画かなと。