新元号「令和」ゆかりの坂本八幡宮(福岡県太宰府市)へ行ってきました。
↓ 大宰府政庁跡。向こうのこんもりとした森の右端あたりにあります。
奈良時代の大宰帥=太宰府という中央政府の出先機関の長官であった大伴旅人の屋敷跡と言われて(確定はしていない)います。
新元号のいわれが発表されて以降、御朱印を求める人の長い行列が連日報道さていました。
新元号「令和」の典拠となったのは、「万葉集」の中の「梅花の歌三十二首序文」です。
初春の令月にして ※令月とは「めでたい月」の意
気淑く風和(ヤワラ)ぎ
梅は鏡前の粉を披き
蘭は珮後の香を薫ず
「令和」とは「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が込められてるのだそうです。
上記の文章は、梅を観ながら歌会をしたときのようすです。その会の主催者が大伴旅人。万葉集の選者・大伴家持のお父さんです。そして、歌会が開かれたのがこの付近にあった旅人の屋敷だそうです。
令和になって2か月余り。いまだに多くの参拝客が訪れているようです。
坂本八幡宮自体は小さな社があるだけです。まわりのけしきがいいので、カメラの稽古もしてきました。
精力が付くニンニクや酒や肉を食うた者は境内に入るな!
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