今月の１冊・「となりの８０１ちゃん」

昨日本屋に行った時に、特集コーナーをふらりとみていたら
コミック本の特集でこんなのがありました。

「オタク」ＶＳ「腐女子」。

「オタク」を題材にしたコミックと「腐女子」を題材にしたコミックを
集めたコーナーだったんですね。
…コミック本担当の方、ナイスアイディアだ(←元コミック本担当としての意見)。

…と前置きはここまでにして。
今回の１冊は、以前より気になっていたこの本でございます。

「となりの８０１ちゃん」(小島アジコ著・宙出版)

「８０１」は「やおい」と読みます。
なお、「やおい」とは…まぁ平たく言うと「ホモ」(笑)。
今時なら「ボーイズラブ」ってとこですか。
要するに、男同士がラブラブいちゃいちゃな事をするお話の事を指します。
コミック好きの方なら余裕でご存知の言葉ですね。

で、この本は「オタク」の筆者とその彼女さんとのお話。
ちなみに彼女さんは「腐女子」。見た目はそうは見えないんだとか。
実際、マンガで描かれている彼女さん(擬体…？)は結構可愛い。
もともと「８０１ちゃん」はどこかのマスコットキャラらしいのですが
それを自分の彼女に見立てて描いた話がこれなんだとか。

それにしても、彼女さんの腐女子っぷりはいい。
てか、自分の彼氏をＢＬのネタにしようとしますか(笑)。
流石に私にゃ出来ないさ…そこまで腐れて(笑)ないし。
腐女子の想像力恐るべし…。

正直なところ、今時の腐女子さん事情が分かるような、そんな気がしました。
あ、でも流石に「乙女ロード」という単語は出てこなかったか(笑)。
でもそういったネタ満載で、分かる人には本当によーく分かるんです。
何故自分が分かるかって？　かなーり以前に
腐女子さんの世界にちょっとだけ足を踏み入れそうになった事があるから(笑)。
今はもう全く見ませんけどね。やっぱ恋愛の基本は男子と女子でしょ

あと、「テニプリ」ミュージカルを彼氏と観に行くという話があって
お友達が「コロス」だなんて言っていたのですが…
タイトルを見る限り「彼氏と観に行くのが悔しい」というよりは
「ミュージカルを観に行けるのが悔しい」と読めてしまうんですケド…。
そ…そういうものなんだろうか？　これは分からないよォォォ。

ま、こういう女子も世の中にはいるんだなーという事ですね。
個人的には理解力のある彼を持った８０１ちゃんが羨ますぃ～です。
オススメ度は結構高め。

ちなみに、筆者は腐女子じゃないっスよ…いや本当に！
自称ゲーム・コミック好きって言ってるけど、腐女子じゃない…と思う。

余談。今日のファイターズ…残念でしたね。
でもセギ様(ホームラン！)もグリーンも打てたし
何よりも稲葉さんも打ってくれたからそれは収穫でした。
明日こそ勝つぞぅファイターズ！