京旬の彩り 

京都の神社、仏閣、歳時記、自然、等、目に写ったり感じたことを
写真で掲載したいと思います。

ご利益めぐり NO5 白峯神宮(まりの神様)、称念寺(猫寺)

2009-10-08 18:08:56 | 日記
白峯神宮は1868年明治天皇が崇徳天皇、淳仁天皇を皇室鎮護の神として
創建した。この地は蹴鞠、和歌の宗家飛鳥井家の邸宅が有り、末社の地主社
に蹴鞠道の神である精大明神を祀っています。
まりの神として、Jリーグ、バレー、野球等まりに関するスポーツの方が
サッカーボール、バレーボール、等奉納して勝利の祈願に訪れています。

蹴鞠の碑


精大明神社


本殿


蹴鞠の庭


称念寺(猫寺)
1606年に創建の寺で徳川家康の異父妹である松平信吉の母が葬られています。
三代目の住職のころには、松平家と疎遠になり荒廃した、寺伝で三代目住職は
猫好きであったが、寺が貧窮している時、ある夜、愛猫が美しい姫に化身して
のん気に舞を舞ったことに怒り、この猫を追放した。ところが数日後、猫は住職
の夢枕に立って松平家と復縁を取り付けたことを告げ、住職に報恩し、寺は立派
に再興したという。以後寺では猫の霊を厚く守護しており、本堂前の老松は、
伏した猫の姿になぞらえて植えられたものであると言われています。
このことから、いつしか「猫寺」と呼ばれるようになったとという。
寺では動物供養が行はれ、墓地には動物合同供養塔が建てられています。


猫の姿になぞらえた松と本堂


猫のお守り