京旬の彩り 

京都の神社、仏閣、歳時記、自然、等、目に写ったり感じたことを
写真で掲載したいと思います。

京の夏の旅 有栖川宮旧邸

2010-09-15 17:34:21 | 日記
有栖川宮家は、伏見宮、桂宮、閑院宮、とともに「四親王家」の一つ。
1625年の後陽成天皇の第7皇子・好仁親王によって京都御所建礼門の前に建てられて
いましたが、京都裁判所の仮庁舎等として使用され、後に現在の地へ移築された。

表門(平唐門)は三井一族の総長三井高保氏が1912年に邸宅の表門として建てた。
1952年に京都地方裁判所所長官舎表門として購入し現在地へ移築したもの。



青天門
1952年当時の所長石田寿氏と親交のあった歌人吉井勇が李白の詩から字をとって
この門を「青天門」と名ずけたと。吉井勇の書いた名。



玄関廻り


玄関


屋敷は「書院造り」で中庭を囲む「玄関棟」「住居棟」「客間棟」の三つの棟で構成され
「上段の間」や「能舞台」の間があります。



庭園は2009年「植治」こと十一代目小川治兵衛が「平成の植治の庭」として作庭。








奈良 元興寺

2010-09-12 22:53:49 | 日記
猿沢池 奈良時代から在った池で興福寺の放生会の時に生き物を逃がしてやる池。
鯉や亀が多い。





元興寺極楽坊
平城遷都にともない、飛鳥寺の別院として建てられた。



東門(国重文)
極楽坊の正門で室町時代(1411年)に東大寺西南院から移築されたもの。



本堂(国宝)鎌倉時代
1244年に禅室と一続きの憎坊の一部を「智光曼荼羅」を祀る堂として独立。





本堂と禅室共に(国宝、鎌倉時代)
屋根瓦の一部は飛鳥時代に焼かれたもので、その葺き方は「行基葺き」と言われています。
(色の違った瓦が飛鳥時代の物)


浮図田は、ならまちから発掘された石仏や石塔を整備したもので、浮図(仏塔)を並べた
田のような姿から呼ばれています。





西門


奈良 興福寺 

2010-09-09 21:43:39 | 日記
興福寺は藤原鎌足の夫人鏡女王が、669年に山城国(京都府)に建立した山階寺に始まる
都が変わり708年平城京の時、寺も移転され興福寺と改号された。
興福寺は藤原氏の庇護を受け氏寺として発展した。

北円堂 (鎌倉時代、国宝)
藤原不比等の供養のため、建立された八角円堂。



南円堂 (江戸時代、重文)

創建は9世紀、現在は西国三十三ヶ所観音霊場の第9番札所。



五重塔は730年に光明皇后によって建立、(国宝)。
現在は1426年の再建で高さ50・8m。



東金堂 (国宝)
726年聖武天皇の発願により創建、現在の建物は1415年の再建。



阿修羅像(奈良時代、国宝)ポスター



国宝館 1958年に建立された宝物収蔵庫。



鹿 訪れた日も暑く、鹿も木陰で休んでいました。






夏の花 百日紅

2010-09-07 15:29:28 | 日記
夏に咲く花、百日紅が見頃です、市内の街路樹にも多く見られます。

大和大路 ここの街路樹には、いろんな色の百日紅が咲いています。





京都御苑 間ノ町入り口付近



御苑 建礼門



旧九条邸内の茶室拾翠亭



邸内池泉回遊式の庭園の中島に厳島神社を祀る。
社伝では平清盛が母祇園女御のため安芸の厳島神社を兵庫の築島に勧請し、
さらに足利義晴が京都に移した。ここの鳥居は京都三珍鳥居の一つで破風型の鳥居です。



円山公園





川端通り正面 街路樹



北大路通り白川西 街路樹


京都府立植物園 (サワギキョウ)

2010-09-02 23:23:18 | 日記
 残暑いや猛暑お見舞い申し上げます。
今年は9月なのに37.5℃と異常気象で猛暑続きですが、トンボが飛び廻い
熱帯夜ですが虫の声が聞かれる今日この頃ですが、植物園にサワギキョウが咲いて
いるとの報道に、見たことが無かったので行ってきました。





これがサワギキョウです。







ススキも穂を垂らし植物は初秋を迎えて入る様です。



空はまだ積乱雲