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平成29年4月27日に福島市内の宴会場で小林香福島市長の政治パーティーが開かれました。千人近くの入場者がいたそうです。
福島市長選挙が今年11月に予定されていることから、選挙資金を集めるためのパーティーだったのでしょう。
平成25年11月前の市長瀬戸孝則氏を圧倒的な得票差で下した小林香氏。
勝因は、東電原発事故に対する不満のはけ口が現職市長に向けられたものでした。当然、小林氏も除染の促進を最優先と訴えました。
さて、パーティー当日に配られた資料にも、小林福島市長の実績として、除染に関するものもありました。
グラフ1は、「6空間線量率の推移と除染の進捗」です。赤の折れ線は全市一斉放射線量測定平均値、黒の折れ線は放射能減衰曲線(放射性物質が時間の経過とともに崩壊することから計算した理論値と思います。資料に64回原子力安全委員会資料」に基づき計算とありました。)です。
除染作業を積極的に進めてきた結果ですから、理論値よりも低くなるのは当然の結果です。
しかし、おかしい。何か違う。
何もしないのと同じ結果になってしまいました。さらに悪いことに、小林市長が予算付けをした平成26年度からは赤の折れ線の方が理論値より上になっていることです。
理由は、わかりません。私なりに推測しました。
ここからは、無責任な推測です。
資料の中に、「ウェザリング効果(雨等による放射性セシウムの移動)は考慮していないため、(減衰曲線は)実際には計算よりも早く減衰する場合があります。」と注記されていました。つまり、実測値の方が減衰曲線よりも下になるのが普通ということなのですが、逆に言えば、ウェザリング効果によって、除染していない高い値の土砂がモニタリングポストの近くに移動してきたとも考えられます。
環境省の官僚であった小林市長がわざわざこのグラフを提示したのですから、答えも用意されていると思いますが、素人にもわかりやすく説明してほしいものです。
福島市長選挙が今年11月に予定されていることから、選挙資金を集めるためのパーティーだったのでしょう。
平成25年11月前の市長瀬戸孝則氏を圧倒的な得票差で下した小林香氏。
勝因は、東電原発事故に対する不満のはけ口が現職市長に向けられたものでした。当然、小林氏も除染の促進を最優先と訴えました。
さて、パーティー当日に配られた資料にも、小林福島市長の実績として、除染に関するものもありました。
グラフ1は、「6空間線量率の推移と除染の進捗」です。赤の折れ線は全市一斉放射線量測定平均値、黒の折れ線は放射能減衰曲線(放射性物質が時間の経過とともに崩壊することから計算した理論値と思います。資料に64回原子力安全委員会資料」に基づき計算とありました。)です。
除染作業を積極的に進めてきた結果ですから、理論値よりも低くなるのは当然の結果です。
しかし、おかしい。何か違う。
何もしないのと同じ結果になってしまいました。さらに悪いことに、小林市長が予算付けをした平成26年度からは赤の折れ線の方が理論値より上になっていることです。
理由は、わかりません。私なりに推測しました。
ここからは、無責任な推測です。
資料の中に、「ウェザリング効果(雨等による放射性セシウムの移動)は考慮していないため、(減衰曲線は)実際には計算よりも早く減衰する場合があります。」と注記されていました。つまり、実測値の方が減衰曲線よりも下になるのが普通ということなのですが、逆に言えば、ウェザリング効果によって、除染していない高い値の土砂がモニタリングポストの近くに移動してきたとも考えられます。
環境省の官僚であった小林市長がわざわざこのグラフを提示したのですから、答えも用意されていると思いますが、素人にもわかりやすく説明してほしいものです。
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