1:タイトル Jリーグ サッカー監督
2:サブタイトル プロフェッショナルの思考法
3:筆者 城福浩
4:発売元 KANZEN
5:サイズ 18.5cm
6:説明(目次)
PROLOGUE
監督とは - 重圧と歓喜の狭間で
CHAPTER1 チーム編成論
【就任時の選手補強】
チーム編成にかかわれるかは時期次第/選手の獲得が本格化するのは12月
選手補強は情報戦であり、時間との戦い/選手にはポジションの確約は絶対にしない
【チームのフレーム作り】
「プロヴィンチアの象徴」というフレーム/長友と今野の特徴あるアンケート回答
ヴァンフォーレ甲府で大事にしたい「城福流」/クラブのストーリー×選手の枯渇寛
【チームでの選手の役割】
キャプテンを誰に任せるか/よき理解者をキャンセルに
変わる象徴としてのキャプテン/マルキーニョスは戦術にあった最高の例
チームを高みに導く異分子の存在
CHAPTER2 マネジメント論
【スタンダードの示し方】
プレシーズンで大事にすべきこと/選手へのスタンダードの示し方
理想は無意識に身体が動くレベル/ザッケローニのスタンダードの示し方
V・バルデスを褒めたグアルディオラ/スタンダードの時計の針は右に、左に
【監督の1週間の過ごし方】
公式戦の翌日に優先すべきは控え組/成果と課題を見つめる週前半
対戦相手の対策を取り入れる試合2日前
【シーズンを通した戦い方】
選手に見せる映像は約12分/西村ジャパンでのスカウティングの経験
スタメンを変えないことのプラスとマイナス/勇気を持っての次のステージに着手する
コンバートで選手の成長を促す/2年目に決断した今野のセンターバック起用
「もうひとつの可能性」は無責任には探れない
【代表監督のマネジメント】
帰属意識を植え付ける難しさ/限られた時間のなかで選手の選択
トリーニングマッチも無駄にできない緊張感
CHAPTER3 采配論
【メンバーの選び方】
自分たちの戦い方や継続性をより大切に/「選ぶ」ということは「外す」ということ
【試合中の采配】
スタンドにいるコーチと無線で連絡/ハーフタイムは実質3~4分
長身FWを簡単に代えられない理由/試合経過によって交代選手の役割は明確になる
スーパーサブはベンチから送るメッセージの典型/唸らされたO・オリヴェイラの采配
新人ボランチをサイドバックに移す大胆さ
CHAPTER4 戦術論
【個人戦術・チーム戦術】
ポゼッションサッカーにこだわる理由/バックステップこそポゼッションの肝
チャンスを逃がし続けるバルセロナ/「お互いの特徴を活かす」という共通理解
パターン練習では身につかない「3人目の動き」/アネルカの後頭部を見ていたギグス
サイドから攻めることのメリット/ゲームメーカーもサイドでプレー
サイドに人数を割けばどこかが薄くなる/相手をヘッドダウンさせてこそプレッシャー
ボールが「誰のものでもない」ときに/支配率が高ければ攻守の切り替えも早くなる
どの監督も「集結」する前に仕留めたい/50センチメートル単位でポジションを修正するのがプロ
ラインコントロールの際のそれぞれの言い分
CHAPTER5 システム論
【システムの構築法】
システム論はなぜ、熱く語られるのか/システムありきで陥りやすい罠
監督には多かれ少なかれ得意なシステムがある/「裏」を狙い、「時間」を作り、「幅」を取る
68×105メートルを有効に使うバルセロナ/「最低人数」で考えられた4バック
「ここで1枚余らせる」と宣言する3バック/幻に終わったFC東京時代の3バック
同じ「4バック+2ボランチ」でも形はさまざま/マンツーマンからゾーンへ移行するなかで
4-4-2と相性の良い4-1-2-3/ACミラン、ユベントスに見るアンカーの違い
❝裏切れる❞ほど理解を深められるか/バルセロナでは数字の羅列は意味を為さない
パーフェクトなシステムなど存在しない
CHAPTER6 育成論
【育成年代への指導法】
指導者の資質はプロも育成時代も変わらない/親にもスタンダードを示す
「早熟」「晩成」の選手を諭し、励ますことができるのか/親の視線こそ指導者にとってのプレッシャー
「捨てているものがある」ことを自覚する/全国のクラブに多様性がああたほうがいい
Jユースや無名校の選手ばかりの代表チーム/「地元の王様」たちを闘う集団へ
五輪代表選手たちのリバウンドメンタリティ/上手いだけでは、国を背負えない
高体連出身者がこれまでA代表に多い理由/指導者の進歩なくして選手の進歩はない
EPILOGUE
現役監督が本を出すことになった経緯
7:価格 定価:本体1,600円(税別)
8:発売日 2012年6月13日 初版
9:ISBN ISBN978-4-86255-133-7 c0095 ¥1600E
10:ページ 235ページ
11:星 ☆☆☆☆
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