敦賀原発2号機、再稼働不合格の衝撃…「安全神話」否定し続ける原子力規制委員会はどんな組織?
>福島第一原発の事故前、日本の原発を規制する役割は、経済産業省の内部に置かれた「原子力安全・保安院」が担っていました。一方、エネルギー政策を統轄する経産省は事故前も現在も「原子力の利用・推進」が大きな役割です。
>事故前の原発規制は、原発を推進する側が担っていたわけです。これではチェックがうまく機能しない懸念が拭えません。
>事故後、この仕組みを変え、原発の審査機能を経産省から切り離すことになりました。「利用と規制の分離」です。
>そして2012年9月、原発の規制部門として原子力規制委員会が誕生しました。新組織は環境省に置かれ、委員会は委員長1人、委員4人の計5人。任命には国会の同意が必要です。また、事務局として「原子力規制庁」が置かれました。同庁の職員は2024年4月現在、技術系840人、事務系240人。合わせて1080人が働いています。
ところで福島第一原子力発電所のような複数の原子炉で排気塔を共有するような安全軽視コスト最優先な設計の原子力発電所はゼロになったのかね?
>福島第一原発の事故前、日本の原発を規制する役割は、経済産業省の内部に置かれた「原子力安全・保安院」が担っていました。一方、エネルギー政策を統轄する経産省は事故前も現在も「原子力の利用・推進」が大きな役割です。
>事故前の原発規制は、原発を推進する側が担っていたわけです。これではチェックがうまく機能しない懸念が拭えません。
>事故後、この仕組みを変え、原発の審査機能を経産省から切り離すことになりました。「利用と規制の分離」です。
>そして2012年9月、原発の規制部門として原子力規制委員会が誕生しました。新組織は環境省に置かれ、委員会は委員長1人、委員4人の計5人。任命には国会の同意が必要です。また、事務局として「原子力規制庁」が置かれました。同庁の職員は2024年4月現在、技術系840人、事務系240人。合わせて1080人が働いています。
ところで福島第一原子力発電所のような複数の原子炉で排気塔を共有するような安全軽視コスト最優先な設計の原子力発電所はゼロになったのかね?