(1)ザルツブルグからヘルシンキへ
8/4 宿からタクシーでザルツブルグ空港へ、15分ぐらいで着く。10:40ザルツブルグ空港からルフトハンザで、フランクフルト経由 17:00ヘルシンキ空港に到着。空港で時計を見たら 16:00。あれ、そうそうオーストリアなどヨーロッパ中央時間より、フィンランドは1時間早い。(ヘルシンキの次にストックホルムに行ったがここはヨーロッパ中央時間、ややかしいといえばややこしい)
空港から表に出てバス乗り場を探すとリムジンバスではない一般の乗り合いバスのバスストップ。近くにいた女の子が「この券売機で切符を買えばヘルシンキ駅まで行けるよ」と教えてくれたので、切符を買いバスに乗る。10か所以上バスストップに寄りながら街の中心部ヘルシンキ中央駅に着いた。宿は少し戻らなければならないので重いスーツケースを引き摺りながらSATO Hotelhomeに向かった。(朝食なし、€200/2日))ここはアパートホテルであるが、以前のパリのアパートホテルでのトラブル(入場のパスワード、キーの場所)はメールをきちっとチュエックし、質問も出すなどして問題なきように用意した。(チェックアウトは11時であり、部屋から荷物を出さなければならないが、専用のトランクルームを確かめ、重い荷物をもってうろうろしなくて済むようにした。
アパートホテルなのでリビング、ダイニング、バスルームなどはセパレートされていて、小奇麗で使いやすい。
ホテルに到着したのは18時くらいだったので近くのスーパーに ディナーと朝食の材料を買い出しに行き、ホテルでディナーを取った。このスーパーにはビールは売っていたが酒類は置いていなかった。
なんで酒類を置いていないのか不満だったが、後で考えるとストックホルム、オスロなどと比べると文句を言うほどのものでもないことが分かった。なお、ホテルに帰ってから ネットで アルコールショップを調べると 案外近くにあったので翌日買い出し?に行った。
アルコールに関してはフィンランドは、ちょうどカナダと同レベルで アルコールはアルコール専用ショップでしか売っていないが、店はそれなりにあちこちにあり、不便はなかった。(ストックホルム、オスロなどに行くに従い、この事情がひどくなるのであった!!)
☆8/5
今日は朝から街を散策。地図を見るとわかるように、南下すると旧市街地中心部に至る。
まず近場の「ヘルシンキ大聖堂」に行く。
ヘルシンキ大聖堂
ヘルシンキ大聖堂前広場
ヘルシンキ大聖堂内部
大聖堂内が何か、簡素というか、味気ないというか、 そうそう北欧は、プロテスタント、それもルター派(いわゆるルーテル派)の独占であった。勿論 ドイツもルーテルなんだが、元カトリック教会を使っているケースも多いのであのきらびやかさというか、にぎやかさの面影があるが、こちらは根っからルーテルなので簡素、味気ない!
カトリックのバロック時代の教会の荘厳は、これでもかというほどのもので。少々げっぷが出るが、やはりルーテル協会に比べれば何百倍いいな。
大聖堂広場前を南下していくと、エスプラナーディ公園に出る。ここは東西に長く伸びていて両サイドに道路があり、市民の憩いの場所のようだ。
この写真の銅像を取り巻く木々に赤をベースに白の水玉模様を巻きつけてあった。さてこれは何でしょう。知る人ぞ知る「草間彌生」のモダンアート。
実はストックホルムの現代美術館でも草間彌生展をやっていた。北欧巡業中?しかしこの水玉の腰巻がやけに似合う。やっぱり天才かな?
この公園通りを東に行くと波止場に出てくる。ここには市が立っていて 野菜果物、魚、工芸品、装身具などいっぱいのテントが立っている。
写真に見える さやえんどう これが生で食べられる!美味いんだなー。買わずに店店のさやえんどうをつまみ食いしてしまった。御免なさい。
そしてこの市場を過ぎてもっと行くと、写真のような「ウスペンスキー寺院」 が小高い丘の上に鎮座している。これは外観からも分かるように 「ギリシャ正教 というかロシア正教の教会」。フィンランドは昔ロシヤに占領されたことまあったし、隣同士の国なのでこのような寺院もあるのだろう。
当然のことながら 教会内部は 聖人のイコンが多く飾られている。独特の雰囲気だ。ルーテル教会よりもにぎにぎしい。
ということで先ほどの市場に戻り、その前の波止場から船に乗る。すぐ沖合にある Vallisaari Skanslandetという小さな島々を目指す。
自然がたっぷり残された島で、森林浴と海の風が味わえ、言いウオーキングができた。
夜は ホテル近くの Ravintola Kolme Kruunuaレストランでディナー。メインディッシュはイワシのから揚げでなかなか美味かった。ビールワインも含めて€70/2人 なかなかしゃれた店でお勧め。オーストリア、ドイツからするとちょいと高め。しかし、ストックホルム、オスロなどに比べたらまだまだ天国。
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