街のウインドーはもう一気に秋~冬といった感じですね。昨日はWinterの文字もいくつか見かけました。いつもなら白く飛ばして、撮影者の映り込みを分からなくするのですが、今回は秋の色を最優先です。
パートカラー(ブルー)にしての青と白。以前からあったディスプレイなのに、とても新鮮に感じました。青空と雲を連想するからでしょうか。夏の色、そんな印象です。
これは写真の四隅にラインがない方がいい。"こんなことを書くだろうな"と予測されそうなことは書きたくない。そもそも、このタイトル難しい。どうしよう。そんな風に思考があっちこっちに飛びながら、今書いています。00:21am
★四条通、FUJIFILM X30、ソフトフォーカス
ガラスに反対側の街が映り、パステル調の浴衣ととてもいい関係。瞑想してるかのような表情もこのシーンに合ってるなと思いました。四条通 12:07
私の中には2種類の写真があって、昨日一昨日のように、対象にしっかりと向き合ったものと、もうひとつは自分の心の中に寄り添ったもの。今回のはもちろん、その後者であって、よくいえばクリエイティブ、悪くいえば、独りよがり。そんな危険なボーダーライン上を行ったり来たりしています。
SFファンなら、よくご存知のパラレルワールドという言葉。それは、類似した複数の世界が平行して存在するというもので、同じ人物が微妙に違う状況や性格で暮らしています。もし、そういった世界があるのなら、そこの私はどのような日々を送っているのだろうか?そんな取り止めのない思考へと誘ってくれる、ちょっとSFチックなガラスの向こう側でした。
しゃべらない対象に耳を傾ける、そして、何かを感じ取れたなら、それは素敵なことだと思います。★写真のボーダーについてハイキー調の写真にはボーダーを付ける場合が多いのですが、今回はあえてなくしました。よりおぼろげ感が出るかなと・・・・。
顔の描かれてないマネキンが多いのは、きっと、見る人自身やあるいは贈りたい人をイメージしやすいようにだと思います。 顔の輪郭さえ分らなく写ったこの写真を見てそんなことを思うのでした。
元々、別世界のようなショーウインドー。ハイキー調に撮ることによって、その幻想度は当然増していきます。このウインドーのコンセプト自体がたぶんそうなのでしょうけど、ドリーミーな夏へと誘ってくれます。
もっと明るくして自分の影が分からないのも撮ったのですが、結局こちらを選びました。背景のバスや自身の姿をも含めて、ある日のワンシーンです。露光ひとつで作画意図が変わる、そんなことを再認識しました。(河原町通にて/GRDII 1:1)
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